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自分の歯が無くなってしまうとどうなる?

自分の歯が抜けてしまう!
自分の歯が無くなってしまう!

そんなことは他人事だと思っていませんか?

歯が抜けずに残っていることは、表彰されるほどレアな事なのです。
実際に80歳で20本以上の大人の歯が残っていると表彰されます。ちなみに大人の歯は28本あります。
8本もの歯が抜けても表彰されるほど、歯が残っていることは珍しいことになります。
(日光市在住の方で80歳で20本以上の歯が残っていると表彰しています。担当窓口は今のところ日光歯科医師会の私になっています)

さて、それをふまえると、自分の歯が一生もつということはとても素晴らしくて大変な事なのです。

しかし、不幸にも歯が抜けてしまう方はたくさんいらっしゃいます。
そんな時は主に四つの選択肢になります。

1.ブリッジ・・・抜けた歯の両脇の歯を削って橋げたとし、橋を作るよううに歯を作ります。
2.入れ歯・・・取り外しができるものです。1本から全部歯が無くなっても適応できる範囲の広さがありますが、自分の歯に比べると使用感はよくありません。
3.インプラント・・・骨の中にチタンのネジを埋め込んで、それを人口の根として差歯を作ります。お手入れは自分の歯以上に気を付けなければなりません。
4.何もしない・・・歯が抜けたらそのままにする。何もしなくても問題はありますが、ブリッジのように歯を削ることや、インプラントのように骨を削ることや、入れ歯のように異物感などはありません。

それぞれにメリットとデメリットがあります。
分かりやすく説明を心がけていますので、よく吟味してから治療方法の選択をしてください。

歯が無くなった時に、ブリッジや入れ歯やインプラントなど歯を入れることの総称を「欠損補綴」と言います。
先日、欠損補綴のスペシャリストの講演を聴講して、今までに知識や技術のバージョンアップをはかってきました。
日進月歩ではありますが、メリット、デメリット、リスクはいまだに必ずあります。

デメリットやリスクを回避する最善の方法は、「自分の歯を失くさない」ことにつきます。

歯が無くなるとどうなる?


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歯に痛みがなくとも、自分の歯が抜けて無くなっていくときもあります

「特に口の中に痛みなど異常を感じないから、自分は問題はない」
「毎日歯磨きをがんばっているから、歯医者に行かなくても自分は大丈夫」
と、思っている方はいらっしゃいますか?

先日受講したセミナーの時に、配布された資料の中にあったものが下のグラフです。これは日本臨床歯周病学会からの資料で「定期検診に関するグラフ」です。
このグラフの横軸は年齢を表しています。そして、縦軸の「残存歯数」とは自分の口の中に何本の歯が残っているかを表しています。永久歯は全部で32本(親知らずを含む)ありますので20才の時は皆さん全部の歯が残っているため32本からグラフが始まります。
そこから30才、40才、50才、60才と年齢を重ねていったときに残存歯数(口の中に残っている歯の本数)がどのように変化をしていくのかを表しています。

「定期検診を受けている」 人は青色の線。つまり、症状がなくても定期的に歯科医院を受診して歯周病のチェックとクリーニングを受けている人です。
「ブラッシング指導(歯ブラシのやり方の指導)を受けたが、必要な時(何か問題があった時)だけ受診する」 人は黄色の線。これは毎日歯ブラシをがんばっており、何か症状があった時に歯科医院へ行く方です。
「問題がある時だけ受診する」 人は赤色の線。これはその通り何か症状など問題があった時に歯科医院へ行く方です。

定期検診と問題がある時の受診

50才の時を見てください。
青の人は28本、黄色の人は25本とある程度の歯が残っているのに対して、赤の人は18本と一気に歯が無くなっています。
32本あった歯が18本まで減ってしまったといえば14本抜け落ちたことになります。14本も歯が抜けた状態とはイメージがわきにくいので、その様態を具体的な例を挙げてみます。
糸切り歯(犬歯)と糸切り歯の間は前歯を含め犬歯まで6本歯があります。上下で12本あります。つまり赤の人は50歳前に上下の犬歯の間の前歯12本がすべて無くなってしまい、さらに奥歯2本無くなれば、全部で14本の歯の本数がなくなったことになります。

次に70歳の時を見てください。
青の人は27本ほど残っています。上下左右4本ある親知らずは生えてこない人や抜いてしまう人もいるので、実質的には28本の歯で食事をしたり話をしたりしています。つまり、ほとんどの歯が残っているという状態です。
黄色の人は50才の頃は青の人と同じくらいだったのですが、70才では残っている歯が12本と一気に本数が減っていきます。残っている歯が12本ということは半分以上歯が無くなっています。例えば上あごの歯が全部抜け落ちてしまい総入れ歯を入れないといけない様な状態になると、残りの歯が12本くらいになった時と同じ状態になります。

 

さて、あなたは上のグラフの青・黄・赤のどの色を選びますか?

 

ここで青色の人はどうして年齢がを重ねても歯を失わずいつまでも自分の歯でかめるのでしょうか?
これには理由があります。下のグラフを見てください。
成人の80~90%の人に歯周病があるといわれています。歯周病は重症にならないと症状が出てきません。(つまり大人の10人中8,9人には、症状が出にくい病気の歯周病があります。あなたは歯周病でない自信がありますか?)
上のグラフで青い人に当たる定期検診を受けている人は、下のグラフで緑色の線のものです。まず最初に歯周病治療をして健康な状態になることが必要です。
しかし、歯周病治療をして歯肉の健康を手に入れたとしても、毎日の歯ブラシやフロスだけでは歯周病を制御することは難しく、定期検診を行わないと下のグラフの赤線のように、また歯周病の状態になっていきます。そのため定期健診を受けてクリーニングを行うことによって、また健康な状態に戻ります。このため定期健診を受け続けてクリーニングを継続することによって健康な状態を維持していきます。この結果、定期健診を繰り返すことによって上のグラフの青の人のように80才になっても自分の歯がずっと残っています。

定期健診とクリーニングと歯周病

定期検診とクリーニングを受けていつまでも自分の歯で食事をしていくのと
何か症状があった時だけ歯科医院へ受診して、入れ歯で食事をするようになるのと
あなたはどちらを選びますか?


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新しい総入れ歯で悩みが解消できました!

つらかった食事が楽しくなった!
ピーナッツを食べても痛くならない!
つぶがいを美味しく食べられた!
新しい入れ歯になってから食べられるようになり、少し体重が増えた!
歯医者が大嫌いだったけど、今は違う!
グラグラしていた歯では咬めなかったが、抜いて総入れ歯にしたほうが噛めるようになった!
新たなスタートラインに立って、人生が変わったようだ!

このすべてのコメントは新しい総入れ歯を作り変えた患者さんたちの生の声です。
今回の総入れ歯の勉強会には、患者さんたちが多数招かれており、その患者さんたちが直接お話になった生の声です。
今回の勉強会では招かれた患者さん一人一人にマイクを向けてインタビュー形式ではじまりました。

自分の歯が無くなって入れ歯を入れるようになってからは、みなさん、うまく食べられなかったり、会話がスムーズにできなかったり、精神的に負担が大きくなったり、痛い思いをしたりなどがあったとのことです。 このように従来の入れ歯を作る方法では十分に満足できる入れ歯にならない方も多数いらっしゃいます。

従来の方法は、型を取って入れ歯を完成させてから、その完成した入れ歯を調整をしていきます。この従来の方法でも十分に咬める入れ歯となる方もいらっしゃいますが、何回も調整を行ってもなかなかうまく合わずに苦労されている方もいらっしゃいます。
そのような方々に従来の方法とは違う方法で総入れ歯を作成して使い始めたことにより、入れ歯の不都合が解消され、最初に書いたような言葉を話されていました。

ここでいう従来と違う方法とは?
それは「治療用の入れ歯」を使う方法です。

最初に「治療用の入れ歯」を作成します。その治療用の入れ歯を使ってもらいながら、その入れ歯がぴったり合うまで調整を繰り返します。
調整箇所は入れ歯の形態や当たり具合、噛み合わせ、舌の感触、頬や唇の膨らみ具合など様々なところを調整していきます。
この時の調整はプラスチックの部分を削ったり、プラスチックをつけ足したり、柔らかいプラスチックを使用したり、咬み合わせを調整したりなど、じっくりと不都合な部位が無くなるまで調整を続けます。これを繰り返すと治療用の入れ歯が、自分の口に合うようにどんどん形が変わっていきます。

そしてそのような調整を繰り返すことにより、最終的にご自身の口にぴったりと合った入れ歯になっていきます。
調整中の仮の入れ歯 
上の写真が調整を繰り返していった「治療用の入れ歯」です。
調整用入れ歯の奥歯は平らになっており自分の咬みやすいところで自由に咬むことができます。
自由に咬むことができるので、治療用の入れ歯を使い続けていくうちに自分の咬みやすい場所がすり減ってきます。
そのすり減ってきたところを目安に最終的な噛み合わせを決めていきます。
毎日使いながらできたすり減ったくぼみは、使っている本人が噛みやすい場所なので、その咬みやすい場所を参考にして完成品の新しい入れ歯の噛み合わせを作ります。

治療用の入れ歯のピンク色の部分もプラスチックを削ったりつけ足したりしてお口の中にピタリ合うように調整をしてあります。
ここには柔らかいプラスチックを部分的に使って、あたりが無くなるように調整を加えていきます。
柔らかいプラスチックのため使用していくうちに、だんだんとお口にぴったりと合ってきます。

調整完了した入れ歯を元に作った、完成品の入れ歯

しかし、治療用の入れ歯のプラスチックを削ったりつけ足したりしている部分は汚れがたまりやすく、不衛生なためそのまま使い続けることはできません。
そこで、そのぴったりとなったその治療用の入れ歯の型を取って、新しく最終的な入れ歯を作成します。
つまり、調整を繰り返してぴったりとなった入れ歯のレプリカから最終的な入れ歯とするのです。

調整をしてぴったりと合った治療用の入れ歯から、そのままの形で新しい最終的な入れ歯を作成したものが上の写真です。
すでに治療用の入れ歯でぴったりと合っているので、完成品の入れ歯もほぼぴったりと合います。

このような方法によって作成された最終的な入れ歯は非常に使い心地がいいものです。

この入れ歯を使うことによって、最初に記載したような感想が出てくるのです。

今回の写真の入れ歯は当院で治療を行った「治療用の入れ歯」と、それを元に作成した最終的な入れ歯です。
この方は、昔の入れ歯では食べることに困っていましたが、この入れ歯に変えてからは色々なものが食べられるようになったとおっしゃっていました。

時間と手間がかかる方法ではありますが、最終的な入れ歯の使用感を考えると、合わない入れ歯を我慢して使っている間に心地い入れ歯を作ることができます。


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歯科医院でもオーダーメイド

オーダーメイドとは「 製品全般に対する受注生産や注文によって生産する商品、または生産工程を指す。」   とウィキペディアには書いてあります。
オーダーメイドで思いつくものの一つに洋服があると思います。ご自身の好きなデザインや材質や生地を選び、本人の身体を採寸し、ピッタリあった服を作ることができます。
歯も洋服のオーダーメイドと同様に本人にピッタリ合った歯を作るため、歯型を取って作ります。これで出来上がったものは、その方の歯にピッタリ合います。しかし、デザインや材質などから自分の好きなものを選ぶことは、なかなか難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?
確かに、ご本人が注文をしたくても「どんな種類の歯があるのか?」「それぞれの違いは何なのか?」などがわからないと注文することができません。実際に作る歯の種類は幾つかありますので、それらの違いをよく把握して、その中から自分の好きなものを選べるようになれば、洋服と同じようにオーダーメイドできるでしょう。

そのため、沼尾デンタルクリニックでは、そのような歯のメニュー表を作ってあります。そして、それらの種類とそれぞれの違いが分かるように説明をさせていただき、ご本人が気に入ったものを選択をして、注文できるようにしています。

一度いれた歯は毎日使い続けるものです。自分に合った歯を選んでもらえることはとても大切なことであると考えています。


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総入れ歯で苦労していたけど、新しい入れ歯で今は支障が少なくなりました。

「上の入れ歯が落ちて困る」
「咬むと入れ歯が動いてずれる感じがする」
「話をしていると入れ歯が飛び出しそうになる」
「咬みにくいのでお粥みたいのしか食べられない」
総入れ歯ではこのようなさまざまな悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。

入れ歯を支えている歯がすべてなくなると、今まで使っていた部分入れ歯が使えなくなり、総入れ歯になってしまいます。
入れ歯を安定させるために支えになる歯が1本もないため、部分入れ歯とちがい総入れ歯はとっても不安定になります。
不安定になれば今まで部分入れ歯で食べられていたものが、総入れ歯だと食べにくくなってしまうこともあります。
そのため総入れ歯で食べにくく苦労されている方も、たくさんいらしゃるのが現状だと思います。

そこで、少しでも総入れ歯を安定できるような特殊な作り方をすることがあります。いろいろな方法がありますが、そのうちのひとつを紹介します。

歯がなくなり総入れ歯を使っていましたが、土手が平坦になっており安定せず、入れ歯が使いづらくなっていました。 治療用の入れ歯を使って新しい入れ歯作成を行います。
左上の写真は歯が1本もなくなってしまった方の口の中の下顎の写真です。
歯肉の土手がほとんどなくなってしまい平坦になっています。
今までも総入れ歯を使ってはいましたが、土手が平坦な状態だったので入れ歯は安定せず食べる時や会話する時に苦労していました。

そこで「治療用の入れ歯」を使った新しい入れ歯の作成をこの方へ提案させていただきました。その治療方法に納得していただいたために承諾していただき、治療用の入れ歯を使った治療を行いました。

右上の写真が治療用の入れ歯を口の中へ入れた状態です。
ここで「治療用の入れ歯を使った入れ歯作成方法」について説明します。
まずはじめに上顎と下顎の両方に治療用の入れ歯を作ります。
治療用の入れ歯の下顎の奥歯は写真のように歯の形ではなく平らになっています。平らなため自分の咬みやすい位置で自由に咬むことができます。
この状態で毎日使ってもらうと、平らな部分に自分の咬みやすい位置の跡がついてきます。
また、使っているうちにあたってくる場所を削ってみたり、足らない部分はプラスチック部分を足してみたりなどをして調整をしていきます。話をしたときに舌が気になるところがあれば足したり削ったりして調整していきます。
それによって咬みやすい位置を確立し、使いやすい入れ歯の形を調整しながら、そしてまたしばらく使ってもらい、また調整して、また使って・・・・と繰り返しながらその人に合った入れ歯の形を作っていきます。

治療用入れ歯を用いて使いやすく安定した入れ歯へと作り込んでいきます。
上の写真はしばらく使いながら調整を繰り返した治療用の入れ歯です。
自分の咬みやすい位置に跡が付いているのがわかりますか?最初は平坦だった部分が毎日使うことによって磨耗してくぼんできます。白く抜けている部分がそのくぼみの跡になります。(写真で分かりやすくするために跡以外の部分を黒く塗りました。使っているときは黒くありません。)
また、ピンクのプラスチック部分も調整を繰り返しているため、つぎはぎになっていますが咬んでも痛みがなくなるところまで入れ歯の形が出来上がってきています。また、会話でも気にならないようにも入れ歯の形態を調整してあるため、以前使っていた入れ歯より飛躍的に使用感はよくなりました。
つまり、時間をかけて患者さんご本人が治療用入れ歯の使い込みをして、そのつど不都合な部分を解消してきたため、治療用の入れ歯が咬みやすくて話しやすい入れ歯になってきたということです。
しかし、咬みやすく話しやすい入れ歯にはなってきましたが、咬むところは平坦のままですし、ピンクの部分は補修を繰り返していますのでツギハギになっています。補修に使用したプラスチックは長期間使えるほど耐久性がありません。
そこでこの安定してきた治療用の入れ歯を元に、最終の入れ歯を作成していきます。

安定した治療用入れ歯を元に、最終の入れ歯を咬合器を使って作成しています。
安定してきた治療用の入れ歯をそのままコピーして模型を作り、かみ合わせに合わせて入れ歯を作る機械に装着します。
その模型を装着した機械の上で、新しい入れ歯を作っている途中の工程が上の写真です。
余談ですが、この機械は「カプカプ」と咬む動きを再現できる機械で、「咬合器」といいます。歯のお化けみたいでチョット不気味ですか?(笑
さらによく咬めるように治療用の入れ歯では平坦だった奥歯から、新しい最終の入れ歯は凸凹のある硬いプラスチックの歯にします。
ツギハギだったピンクの部分も、舌触りも滑らかで綺麗な仕上がりになるよう作っていきます。

これらの工程を経て完成した最終の入れ歯を患者さんに使ってもらいます。
治療用の入れ歯で何ヶ月と時間をかけて調整を繰り返してきた入れ歯をコピーして作ってあるので、この最終の入れ歯はほとんど調整することなく使うことができました。
患者さんもいろいろなものが食べられて嬉しいといっていただき本当に良かったと思います。
以前の入れ歯では苦労されていましたが、今の入れ歯に代わってからは話すことやそのほか日常に大きな支障はなく過ごせているとのことです。
ただし、「レバーは硬くて咬みきれそうにもなかったので無理をしないで細かく切ってから食べました。」 とのこと。
入れ歯でも食べられないものを無理をして食べないようにして、食べ方に工夫をしていただくコツも掴んできたようです。
自分の体の一部として入れ歯を上手に使いこなしている感じでした。
ご家族の方からも
「前の入れ歯ときは食べられなくて苦労していたけど、今の入れ歯になってからは何でも食べられてバッチリだよ」
といっていただき、家族みんなで楽しく食事ができると笑顔で話していただきました。
これからは定期的に入れ歯やお口の中の状態をチェックして、日頃の食事や会話などがなにも気にせずできるような生活を続けられるようにしていきたいと思います。

最後に、この患者さんへ今回治療の途中で撮った写真を元にほかの方々への説明用に使わせて欲しい旨をお伝えしたところ、快諾していただきました。
写真を提供していただいた患者さんへ感謝しております。ありがとうございました。


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自分の歯が無くなったときはどうしたらいいでしょうか?

8年前に当クリニックにはじめて見えた女性の方のお話です。この内容は患者さんご本人に許可を頂いて写真等の掲載をさせていただいております。

来院のきっかけは右下の歯が取れてしまったとのことでした。

ずっと前に神経をとって差し歯にしていた歯が、虫歯が歯根の中に進行してしまい差し歯が取れてしまった状態での来院でした。

その歯は虫歯が進行してはいましたが、本人からできるだけ抜かない治療のリクエストもあったためにまずは歯を残す方針で治療を開始いたしました。

しかし、治療途中でお仕事が忙しくなり来院が途絶えてしまいました。

来院が途絶えてから約3年ぶりに来院していただいたときにはその歯は虫歯が大きく進行して、歯根も割れていました。もう既にその歯は使える状態ではないことをご本人に伝えたところ、抜歯を余儀なく選択となりました。残念ではありましたが抜歯をおこないました。

歯が抜けた 歯がない

上の写真のように、抜歯したために歯がなくなってしまいました。

さて、ここで今後の方針についてご本人と話し合いを行い、4つの方針をご提案させてもらいました。

1.ブリッジ : 両方の歯を削ってつなげていきます。金属・セラミックなどの材質が使用できます。メリットは固定式で咬み応えがあること。デメリットは健康で虫歯もない歯を削らないといけないことなど。

2.義歯(入れ歯) : 取り外し式の歯を作ってスペースを埋めます。プラスチック・軟性プラスチック・金属・ワイヤーなどの組み合わせにより作成していきます。メリットはほとんど歯を削らなくてすむこと。デメリットは咬み応えが自分の歯に比べてあまりよくないこと

3.インプラント : 歯肉の下にある骨の中にチタン製のフィクスチャー(人工歯根)を入れてそこから土台を立ち上げて歯を作成していきます。メリットは歯を削らずにすむこと、咬み応えがしっかりしていること。デメリットは顎の骨の中に人工歯根を埋め込む手術が必要で、歯肉を貫通させて歯を作ること。

4.歯を作らない : 1本だけの欠損なので歯を作らないでメンテナンスで現状維持をしながら経過観察していく。メリットは治療にお金も時間もかからず、歯も骨も削らずにすむこと。デメリットは長期的に上の歯が伸びてきたり下の歯が歯のないほうに横に倒れてきたりしてしまう可能性があし、そうなった場合その歯の寿命が短くなってしまうこと。

(そのほかにもそれぞれメリットデメリットはありますが主なものだけを記載させていただきました。院内では下記のような比較表や模型・写真等を使ってご説明しています。)

ブリッジと入れ歯とインプラント

ここでご本人は非常に悩まれ少し時間がほしいとのことでした。もちろん、どれを選択してもメリットとデメリットがあるため悩まれて当然だと思います。

そこで悩んでいる期間を使って、他の歯も同じ運命をたどらないように虫歯や歯周病の治療を行い、治療後は定期メンテナンスを継続して歯の健康を守っていました。
そのため治療終了してから今のところは歯のトラブルはありません。

むし歯や歯周病の治療期間中はなくなった歯のところについて、いろいろなお話や悩みを聞いてご説明・解説などを随時おこなっていました。

提案させていただいてから2年半後、「インプラントをします」とのご決断をなされました。(視点を変えると逆に2年半の間、4番の「歯を作らない」ことを継続していたことにはなりますが・・・・)

インプラントとは顎の骨の中にチタンでできた人工歯根(フィクスチャー)を埋入して、それを土台として歯を作っていきます。

まずは人工歯根が埋められるだけの骨があるかどうかを調べるために、CTによる骨の検査を行いました。CT検査の結果十分な骨があったために人工歯根を埋入する計画を立てました。

骨の中に人工歯根を埋入する手術を行い歯肉を切開したところの治癒を待って経過観察を行いました。人工歯根を埋入する手術とは麻酔をした後に歯肉を切開し、顎の骨を露出させて人工歯根を埋めるためにドリルで骨に穴を掘ります。その穴に人工歯根を埋め込んで切開した歯肉を元通りに縫合して手術を終えます。人工歯根と骨が安定するために今回は3ヶ月間の期間を待つこととしました。

3ヶ月たったところでインプラントから土台を立ち上げるために歯肉の一部を切開する手術をして、土台まで作ります。その土台に合うように白い歯を作成して口のなかに装着しました。

インプラント 白い歯

インプラント術前 インプラント術前

上の写真がインプラント治療後の写真、下の写真が治療前のものです。

2本並ぶ銀歯の手前に白い歯が入りました。装着後はほとんど違和感もなく

「良く咬めて調子がいいです」

とおっしゃっていただき、ほっとしました。現在も、定期的にメンテナンスをしながら自分の歯とインプラントの歯を長く使っていけるよう、患者さん本人とわれわれ医療サイドと一緒になってがんばっていこうと思います。

ここでこの方の治療経歴から振り返って考えてみましょう!

今回はインプラント治療によって歯を回復し咬めるようになりました。不都合に感じていたことから回復できていれば、良かったと思います。
これからは毎日自分でお手入れをして、定期的にクリニックを受診してもらい、このインプラントが長く使っていけるように定期健診とメンテナンスをしていかなければなりません。
たとえば、今回の方が「インプラント」ではなく、「ブリッジ」や「入れ歯」や「歯を入れない」ということを選択したとしても、やはり治療後には定期健診とメンテナンスは必要になってきます。

8年前に受診したとき虫歯が進行したことによって差し歯が取れてそのまま放置したことによって抜歯となってしまいましたが、虫歯が進行して差し歯が取れないようにメンテナンスを行っていれば、ひょっとしたら差し歯は今でも健在していてインプラント治療は必要なかったかもしれません。

このようにむし歯や歯周病が進行してから処置を行うと、このようにいろいろな悩みが生じたり治療期間も治療費も多くかかってしまいます。

そこで

インプラント治療後(そのほかの治療後も含めて)も長持ちさせるためにメンテナンスや予防をしていかなければいけないのなら、むし歯や歯周病が進行する前に予防処置や初期の治療を行い、健康な歯の状態でメンテナンスをしていって、健康な自分の歯のままでいたほうがいいと思いませんか?

これがむし歯や歯周病を予防してメンテナンスを推奨する理由なのです。

いつでも何歳でもかまわないので、今ある自分の歯を失う前に、できるだけ早くから予防処置とメンテナンスを是非開始してください。


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院内でスタッフの勉強会をしました

先日、院内勉強会を行いました。

入れ歯洗浄剤について勉強会をしました。日光の歯科、沼尾デンタルクリニック

今回の勉強会は入れ歯洗浄剤の製品について、メーカーの方に来ていただいてもらいいろいろなお話を聞かさせてもらいました。

今までの製品は市販されているものも含め、酸性かアルカリ性のどちらかであり、それによって入れ歯の汚れや色素を落としていました。

汚れは落ちますがプラスチックにもダメージが出る可能性があるとのことです

今回説明を受けた製品は中性のものを使用しているため入れ歯へのダメージを最小限に抑えることができます。また、新しい汚れを落とす成分によって入れ歯を綺麗にしてくれます。入れ歯が綺麗になることによって、口臭の原因ともなる入れ歯の臭いも減少してくるとのことでした。

数年前から発売されていた入れ歯洗浄剤ですが、年々発売数が増えており、その理由としては使用している方々からの口コミで広がっているそうです。メーカーの方も宣伝不足だったのに売れているのでびっくりしているとのことでした。

毎日使うものですから、できるだけ綺麗な状態で使っていきたいものですね。


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実際に患者さんを治療しながら研修を受けています

講演を聴いたり、模型を使って実習をしたりなど、いろいろな研修会がありますが、今回参加してきた研修会は実際に患者さんを治療しながらそのまま研修を進めていくという一番臨床に直結する研修を受けてきました。技術的のことは本を読んだり講演を聴いたりするよりも実際に患者さんの治療をしている現場から学ぶほうがストレートに技術を身につけることができます。

全部で5ヶ月にわたって行いながら総入れ歯を作っていきます。もちろん治療を見させてくれる患者さんには事前に同意のもと行われています。

患者さんを治療しながらの総いれ歯の研修会を行っています 

論文を読んだり、講演を聴いたりなど勉強方法はいろいろありますが、この様なリアルタイムでの治療実習では本や言葉では伝わらない細かなところや感覚的なところ、ちょっとしたコツなどがよく分かります。そのため1回の実習を行うだけで普段の治療で困っていることが一気に解決することも少なくありません。

治療の流れの中で疑問に思ったことはすぐその場で質問することもできますし、もっと目の前にいる患者さんにも率直な意見を伺えます。その一つ一つの言葉が本だけでは読み取ることができない現場でしか得ることができない経験と知識になっていきます。

このような私たちの研修会に付き合ってくださっている患者さんにはとても感謝しています。今回の研修でできるだけの知識と技術を吸収して、今のクリニックでよりよい入れ歯つくりをしていくことがこの方への恩返しだと思って、一生懸命勉強させていただこうと思います。

歯科の研修会会場近くの銀座歩行者天国

この研修会場は銀座にある歯科医院です。土曜日曜と二日間研修をしているのですが、昼休みに一歩外に出るとそこには歩行者天国があり、ちょっとの時間でしたがリフレッシュをして午後の研修に挑みました。

東武電車から見た東京スカイツリー

帰りは東武電車から今話題の東京スカイツリーの真横を通過して帰ってきました。真下から見ると本当に大きいです。もう高さが400メートルを越したそうですが、鬼怒川にある東武ワールドスクエアでは完成品が見られるそうです。

この研修はまだまだ続きます。今月勉強したことを身につけて来月の研修に備えて行きたいと思います。


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入れ歯を快適にするための研修

むし歯や歯周病などにより歯がなくなってしまった場合、最近ではインプラントを行うことがあります。しかし、インプラントは人工歯根を顎の骨に埋め込む外科処置が必要なことや、治療費が高額になります。

そのため、歯を失ったところには圧倒的に入れ歯を入れる方が多いです。でも、入れ歯は自分の歯に比べ咬みにくい事が最大の欠点です。

少しでも入れ歯を快適に使っていただくために、高度治療義歯研修センター(義歯=入れ歯)でもある銀座深水歯科で5ヶ月間に及ぶ研修を受けに行ってきました。

入れ歯を専門とする銀座深水歯科・高度治療義歯研修センター

まず1ヶ月目の研修が終わりましたが、入れ歯を作るうえでのさまざまな技術や知識を学んできました。

歯が失われたところに固定式のクラウンブリッジ、取り外し式の義歯(入れ歯)、インプラント義歯などを作る専門の歯科医を補綴歯科専門医といいます。

入れ歯や差し歯などを作ることを得意とする補綴歯科専門医である深水先生と、そのドクターとペアを組んでいる技工士である入れ歯作りの匠 堤嵩詞氏(日本経済新聞・日本の匠より)から入れ歯つくりに関するさまざまなことについて学んできました。

「心をこめて作るオーダーメイドの入れ歯」

というキャッチコピーがありましたが、まさにそのとおりで、深水氏・堤氏の入れ歯に対する情熱はものすごいものがありました。初回の研修ではそこが一番学ぶべきところであり、それを見習って少しでも深水先生が作られるような入れ歯にちかづけるようよりいっそうの努力をしていこうと誓いました。

これから続く5ヶ月の研修が非常に楽しみです。


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口の中に吸い付く総入れ歯

先日、総入れ歯で著名な先生の講演を聞いてきました。

講演のテーマは「下あごに吸い付く入れ歯」

総入れ歯ではみなさんいろいろ苦労されている方が多いと思います。すぐに入れ歯が動いたりして、口の中で安定しないことでお悩みの方は多いことと思います。

実際に日々の私の診療でも総入れ歯でなかなか安定しなくて苦労する患者さんはいらっしゃいます。

そのような悩みを解決すべく今回はこのような講演を聴きに行ってきました。

朝から夕方まで丸1日のレクチャーでした。

その中である一定の条件がそろっていれば、それらのポイントをうまく押さえることで吸い付くような入れ歯を作ることができます。

吸い付くというのはどのようなことかといえば、入れ歯が吸盤のように「キュッ」となって口の中に安定している状態です。ある一定の条件とは歯肉の土手の形態や、舌や頬の状態などを言います。

今回学んだことをこれからの診療に生かしていき、1人でも多くの患者さんへ安定した入れ歯を提供できるよう今後努力をしていきたいと思います。

ただし、ある一定の条件がそろったときでないと吸い付かせることはできないため、総入れ歯の方全員に吸い付く入れ歯を提供することは難しいこととなります。ご了承ください。


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