往診先の病院で看護師募集のポスターがありました

この前は歯科衛生士専門学校のオープンキャンパスと学校説明見学会のことを書きましたが、今度は往診先の病院で看護学生募集のポスターを見つけました。

医療の現場こそマンパワーが必要ですね。献身的な看護はいつ見ても頭が下がります。

上都賀郡市医師会付属准看護学校の学生募集のポスターです。鹿沼市にあるようです。

栃木県内にある医師会付属の准看護学校です。宇都宮市・鹿沼市・佐野市・足利市・那須塩原市にあるようです。 

これは准看護学校の学生募集のポスターですね。

栃木県内には宇都宮市・鹿沼市・佐野市・足利市・那須塩原市にあるようですね。

80歳で歯が20本以上も残っていると元気?

8020運動とは「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。厚生労働省と日本歯科医師会が提唱している運動です。

なぜ、80歳でも20本以上の歯を保とうという運動が提唱されているかというと、健康寿命が延びる可能性があるからです。

健康寿命とは健康で明るく元気に生活する期間のことで、寝たきりや痴呆にならないで生活していける期間のことです。

では、どうして自分の歯が残っていると健康で生活していけるのでしょう?

その答えは8020の調査研究がされた結果があります。

ひとつは20本以上歯が残っている人は、総入れ歯の人より4倍も良く噛め、QOL(生活の質)を高めているとの結果があります。

ふたつめは20本以上歯が残っている人のほうがバランス能力、俊敏性、脚力などの運動能力が高く、自力歩行ができたり転倒しにくいということがいえます。

みっつめは視覚や聴覚も歯が残っている人のほうが良好であったとのことです。

これらのことより20本以上歯を残しておくと健康寿命が長くなります。

先日、日光歯科医師会主催の健康フェスタで80歳で20本以上歯が残っている方の表彰式を行いました。そのときに参列された方は80~90歳とご高齢の方々でしたが皆さん元気で、一緒に見ていた職員の方々も「とても80歳以上の集団には思えないほど若々しい!」と絶賛しておりました。

 

しかし、80歳で20本以上歯がある人の割合はおおよそ10人のうち1人程度です。若いうちから虫歯や歯周病などによってどんどんはがなくなってしまう方が多いため、80歳になったときは10人中9人は自分の歯が20本未満になっています。

80歳でも自分の歯を20本以上保つには今から虫歯と歯周病の治療と予防をしっかりとやっておかないと、達成することは難しいものになります。

私が行った治療のプレゼンテーションをしてきました。

ジャーナルクラブという歯周病の勉強会で症例のプレゼンテーションを行ってきました。

都内で開催されましたが、千葉・長野・石川・栃木など遠方からも集まってきた先生方や、歯周病の専門医・指導医のライセンスを持つ先生方へのプレゼンテーションでした。

プレゼン後はそれらの先生方からさまざまなご意見をいただき大変勉強になりました。治療内容に対するアドバイス、治療方法のほかの選択肢、予後の予測、メンテナンスのコツなどの話が聴けました。そのため今までの私の治療に新たなオプションが増え、より患者さんにあった治療方法を提供できるのではと思います。

私のプレゼンの前後には英語の論文を抄読して発表もあり、海外の研究についても大変勉強になりました。

勉強会の後の懇親会でも更に意見交換を行い、有意義な時間を過ごせました。

症例のケースプレゼンテーションを行いました。

勉強会の前には日比谷公園内のレストランでランチ。天気もよく気持ちよかったです。

日比谷公園のレストランでランチ

歯を抜いたり削ったりする嫌なことから開放されるには?

みなさんのイメージの歯科治療は痛みが出たり歯肉が腫れたりしてから、歯を削ったり抜いたりするものではないでしょうか?

歯を抜いたり削ったりすることは誰もがやって欲しくないことだと思います。しかい、むし歯や歯周病が進行してしまうと削ったり抜いたりしなくてはいけないのが現状です。

歯を抜いたり削ったりすることから開放されるためには、むし歯や歯周病の進行を止めて症状が出ないような状態を維持していけばいいのです。

そのような歯の健康を維持して、むし歯や歯周病の進行からお口を守るための勉強会に行ってきました。

日本ヘルスケア歯科学会ステップアップ宇都宮、河野先生、衛生士の井上さん、岡本歯科医院の衛生士さん

宇都宮にて日本ヘルスケア歯科学会主催のセミナーに参加してきました。予防歯科の主役である歯科衛生士さんの発表や参加者が多数いました。

日本ヘルスケア歯科学会の設立趣旨の一部を抜粋すると

「幸いなことに、ヘルスケアの先進国では、従来の修復・補綴に重きを置いた歯科医療から、健康な歯列を守り育て生涯にわたって人々の健康のパートナーとなる歯科医療へと、その転換が始まっている。まず私たちは、これまでに蓄積された多くの研究の成果を臨床的な観点から取捨・統合し、臨床に役立つ情報として整理することから始めたい。歯科疾患を未然に防ぎ、すでに発症した疾患については、原因療法を怠ることなく効果的に治癒させ、また修復においても生物学的な因子に配慮して再発を防止し、生涯にわたって健康な歯列を維持するための歯科医療を実現することは、すでに手の届くところにある。」

ということです。難しくてわかりにくいのでザックリとした言葉にしてみると

「予防歯科の先進国では抜いたり削ったりの歯科医療からむし歯や歯周病を予防して自分の歯をずっと使っていくようになっています。そのような先進国や研究データなどを参考にして、自分の歯を守る予防歯科の医療を患者さんへ提供していきましょう。」

といった感じです。

具体的には以下のことを原則として行っていくことにより、いつまでも自分の歯を使い続けられるようにしていきます。

1.すでになってしまったむし歯や歯周病はしっかりと治療する。
2.正しい知識を覚えて、毎日のホームケアで自分でお手入れできるようになる。
3.定期的に歯科医院でチェックとプロケアを受けて、問題点があれば相談して早期解決しておく。

痛くなってからあわてる前に、日ごろからしっかりとお手入れしておけば自分の歯も長持ちします。

これを裏付けるデータがあります。

痛くなってから歯の治療をしていることを続けていると30年間のうちに平均15本以上歯を抜くことになりましたが、上記のようにメンテナンスを継続していれば30年間で抜くことになった歯は平均1本以下だったそうです。

日本ヘルスケア歯科学会ステップアップ宇都宮

セミナー終了後は懇親会も開催され、そこでもさまざまな情報交換ができました。

朝から夜まで充実した1日でした。

ホワイトニング院内セミナーを行いました。

本日は午前中の診療を早めに切り上げて、外来講師を招いてホワイトニングの院内勉強会を行いました。

今日の話題はホームホワイトニングです。自宅にいながら行えるホームホワイトニングは自分のペースでホワイトニングできることが特長です。

以前当院でも子育て中の母さんがホームホワイトニングによって白い歯を手に入れて満足していただいた方がいました

その他の方でも30代男性でホームホワイトニングを行ったとろ白い歯を気に入っていただき、その後もホワイトニング薬剤を追加購入して今も白さを維持するような使用方法で使っていただいています。

当院で今までに行ったホワイトニングは年齢層は20~70代、男女どちらも多くの方が行っており、そして満足していただきました。

ホワイトニングの効果は永続的ではないので時々再ホワイトニングを行うことによって白さをキープすることができます。

ホワイトニング剤はもともと歯や歯肉の消毒に使用していた薬剤に、歯を白くする効果があることを偶然発見されたことからはじまったことなので、ホワイトニング剤の使用方法を守って使っていれば害は全くありません。

日本顎関節学会の専門医を取得しました

課題となっている講習会の受講や学会での試験をクリアして日本顎関節学会から顎関節症専門医の認定を受け、先日、認定証が手元に届きました。

日本顎関節学会顎関節症専門医に認定されました。

顎関節症は顎の痛みや雑音、口の開きにくさなどの症状が出る疾患で、むし歯・歯周病についで口腔領域では3番目に多い疾患といわれています。

そのような顎関節症で悩んでいる方々へ少しでも治療を通じて貢献できるよう、今回の認定に甘んじることなくこれからも治療技術の向上にがんばっていきたいと思います。

顎関節症の症状とセルフチェックを日本顎関節学会ホームページから引用しました。ご参考にしてみてください。

「あごが痛い」

「口が開かない」

「カクカク音がして痛い」

こんな症状はありませんか?

あなたの顎(がく)関節の自己チェック法(合計点数が8.6以上では顎関節症の危険あり,杉崎正志、他:2007)

  1. 口を大きく開いたとき,人差し指から薬指を並べた3本指を縦にして入りますか?
    (1.すっと入る 2.ほぼ問題ない 3.どちらともいえない 4.やや困難 5.全く入らない)
  2. 口を大きく開け閉めした時,あごの痛みがありますか?
    (1.全くない 2.たまにある 3.どちらともいえない 4.しばしばある 5.いつもある)
  3. 口を大きく開いたとき,まっすぐに開きますか?
    (1.いつもまっすぐ 2.たまに曲がる 3.どちらともいえない 4.しばしば曲がる 5.いつも曲がる)
  4. 干し肉,するめ,タコなど硬いものを食べるとあごや顔が痛みますか?
    (1.痛まない 2.たまに痛む 3.どちらともいえない 4.しばしば痛む 5.いつも痛む)

あるいは設問2の「口を大きく開け閉めした時,あごの痛みがありますか?」に「はい」と回答した方も顎関節症である可能性がありますので,専門医を受診することをお勧めします.

院内でスタッフの勉強会をしました

先日、院内勉強会を行いました。

入れ歯洗浄剤について勉強会をしました。日光の歯科、沼尾デンタルクリニック

今回の勉強会は入れ歯洗浄剤の製品について、メーカーの方に来ていただいてもらいいろいろなお話を聞かさせてもらいました。

今までの製品は市販されているものも含め、酸性かアルカリ性のどちらかであり、それによって入れ歯の汚れや色素を落としていました。

汚れは落ちますがプラスチックにもダメージが出る可能性があるとのことです

今回説明を受けた製品は中性のものを使用しているため入れ歯へのダメージを最小限に抑えることができます。また、新しい汚れを落とす成分によって入れ歯を綺麗にしてくれます。入れ歯が綺麗になることによって、口臭の原因ともなる入れ歯の臭いも減少してくるとのことでした。

数年前から発売されていた入れ歯洗浄剤ですが、年々発売数が増えており、その理由としては使用している方々からの口コミで広がっているそうです。メーカーの方も宣伝不足だったのに売れているのでびっくりしているとのことでした。

毎日使うものですから、できるだけ綺麗な状態で使っていきたいものですね。

顎関節学会にも専門医制度があります

顎の関節を主にテーマとしている顎関節学会という学会があります。その学会が主催する学術講演会を年2回開催しています。その学術講演会は専門医になるための必要な単位を取得できる対象の講演会です。

講師は全部で4人、小児歯科を専門とする歯科医師、精神科を専門とする医師、歯科補綴科(入れ歯や差し歯を作る)を専門とする歯科医師、口腔外科を専門とする歯科医師とそれぞれの専門医のレクチャーをそれぞれ聞いてきました。改めて思いましたが顎関節症は子供から大人まで、また医科の連携も必要なこともある非常に幅広い知識を要求される疾患です。

日ごろ診療を行いながらいくつか疑問点がありましたが、今回の講習会でそれらの疑問点も解決していきました。それでもまだまだ解明されていない部分も多く、これからの研究を待たなければいけないこともたくさんあります。朝から夕方までのタイムスケジュールでしたが、とても充実した一日を過ごせました。

むし歯を白い詰物で治療する最近のテクニックを学んできました

日本大学歯学部の宮崎教授の指導の下、むし歯になった歯を削って目立たないように白い詰物をつめて治療する技術を学んできました。

むし歯治療をするときに今は一般的となったコンポジットレジンというプラスチックの白い詰物があります。そのコンポジットレジンを自然な歯と同じように詰めることは技術と知識が必要で、治療した痕を残さないよう目立つことなく仕上げらるようにテクニックを学んできました。

コンポジットレジンによる治療の参考例はこちらをクリック

私の母校でもある日本大学歯学部でそのセミナーは開催されました。むし歯治療を専門とする保存修復学講座の宮崎教授とその研究員の先生方に直接指導していただきました。

御茶ノ水にある日本大学歯学部の実習室でコンポジットレジンのハンズオンセミナーを受講してきました。中央奥が宮崎教授です。

今から20年ほど前の学生時代に歯科医師を目指して毎日のようにさまざまな実習を行った実習室もすっかり新しくなっていました。1人に1つモニターが設置されておりインストラクターがデモを行う手技がそこに映し出されるため、細かなところまでテクニックを盗むことができるようになっています。

また、指導をしていただいた保存修復学講座のインストラクターの先生の中に同級生の黒川先生もいて、ざっくばらんに日ごろからの疑問点を質問することができ非常に実のある1日でした。

おかげさまでたくさんのことを学ぶことができ、そこで学んだことは即座に日々の診療へフィードバックすることができました。

第6回ワールドデンタルショー2010 in横浜

4年に1回開催されるワールドデンタルショーという国内最大級の歯科機材や歯科材料などの展示会が開催されたので、参加してきました。

会場はパシフィコ横浜なので、非常に大きな会場にいろいろな企業がブースを出してさまざまな新商品を展示してありました。

新しい機材や材料があり、メーカーの方と直接話をしながらそれぞれの特徴や使用方法、適応症などを話ができ、新たにいくつかのものを購入することになりました。

技術や知識が日々進歩しているのと同時に、治療機械や歯科材料なども同時に進化しています。研究を重ねて商品化されたものには今まで以上に治療成績がよさそうなものも多数あります。

一日中デンタルショーを見回った後は、高校時代一緒にサッカーをやっていた横浜在住の旧友と久しぶりに再会して一緒にお酒を飲んで、楽しく昔話をしてきました。