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歯が痛くなっても、歯に原因があるとは限りません。

第21回日本口腔顔面痛学会学術大会 

歯が痛くなると、歯科医院を受診されると思います。
しかし、歯が痛いのに、痛いはずのその歯にむし歯が全くないこともあります。

それでは、なぜ歯が痛くなっているのでしょうか?
それは歯以外の他の場所に痛みの原因がある時に、健康な歯でも痛みを感じることがあるからです。
もちろん痛みの原因が歯にないので、歯の治療をしても痛みは変わりません。

では、他にある痛みの原因とはどんなものなのでしょうか?
それは、筋肉であったり、神経であったり、鼻だったり、血管だったり、ウイルスだったりなど
歯以外の様々な場所に、ある特定の病態が原因となって、歯が痛く感じることがあります。

そのような歯や口の周りの痛みを科学する学会が「日本口腔顔面痛学会」です。
今年もまた口腔顔面痛学会に参加してきました。

痛みの診断をするためには、
さまざまな原因があるので幅広い知識と診断能力が必要になります。
その原因によっては、耳鼻科、脳神経外科、内科、皮膚科などの様々な専門のドクターと連携をとって
治療が必要になることもあります。
そのような知見を得るために、日本口腔顔面痛学会に参加しています。
今回の学会でもいろいろな知識を得ることができました。
これを日々の診療で患者さんへ最大限に還元できるように、していこうと思います。


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歯科衛生士専門学校のオープンキャンパスがあります

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宇都宮歯科衛生士学校で今年もまたオープンキャンパスが開催されます。
http://www.uda1977.com/top/senmon.html

歯科衛生士とは患者さんが虫歯や歯周病にならないよう予防を行うことが仕事の一つになります。

「むし歯にならないようにするには?」
「歯周病が悪くならないようにするには?」
ということを中心に行います。
患者さんの健康を守るとても大切な仕事です。

また患者さんの健康を守るため、患者さんから監査をされることも多く、やりがいがある仕事です。

求人は毎年数倍あるとのことで、就職先も豊富です。


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がんに患ってしまった方と歯科治療

写真 (15)

がんは日本人の二人に一人がかかる疾患であり、死因の第一位でもあります。誰しもが遭遇する病気であります。
そのようながんはご本人や家族は大変不安を抱えながら治療を行って、がんと闘っている方もたくさんいらっしゃいます。
がんの治療には抗がん剤や放射線による治療、手術による外科治療など様々なものがあり、ご自身の体に大きな負担がかかる時があります。

そのようながん治療を行っているときやがん治療後においても、むし歯や歯周病など口や歯のトラブルが起こることもよくあります。
たとえば、歯が痛い、歯肉が腫れた、膿が出てくる、歯がしみる、口の中が乾く、口内炎ができる、など様々なトラブルがあるかと思います。

そのようなお口のトラブルにも対応できるように、がん治療を行っている医科の医師と、歯科治療を行う歯科医師との連携をスムーズにするための講習会が開催されました。
医師と歯科医師との治療に関しての情報交換や意見交換をおこなって、患者さんがより良いがん治療と歯科治療を受けられるようにしていきます。
そして治療後も癌の主治医との連携を保ちつつ、快適なお口の環境を守っていけるようにと考えています。


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毎年の就職率は100%の歯科衛生士

宇都宮歯科衛生士専門学校の卒業式

先日の新聞に掲載されていましたが、宇都宮歯科衛生士専門学校で卒業式の記事がありました。
同校の卒業生就職率は100%だそうです。
確かに私の知り合いを見ていると、勤務してくれる歯科衛生士を探している歯科医師は絶えずいるような感じですね。

歯科衛生士さんとは病院の看護師さんと同じような存在になります。
主な仕事内容とは
むし歯や歯周病の予防を患者さんと一緒になってすすめていきます。
そのためにはたくさんの予防の知識や技術が必要になってきますが、それらのことを教えてくれるのがこの専門学校になります。
むし歯になって歯を削られたり、歯周病が進行して抜歯にならないように、歯科衛生士さんはむし歯と歯周病の予防をしていきます。
その結果、むし歯や歯周病にならずに痛みのない健康なお口にすることができれば、患者さんからは非常に信頼をされるようになります。
信頼が出れば、定期的なお口のメンテナンスも継続することができ、その結果患者さんへの健康を提供し続けられます。
そのような患者さんがたくさん増えてくれれば、仕事のやりがいも増えていきます。

患者さんにも歯科衛生士さんにもメリットのあるWin-Winの良い関係が築けます。

栃木県内では3校の歯科衛生士専門学校があります。
宇都宮歯科衛生士専門学校
栃木県立衛生福祉大学校歯科衛生士学科
小山歯科衛生士専門学校 
(2013年3月現在)

院内見学希望者・マイチャレンジ(職場体験)などは沼尾デンタルクリニックは受け入れ可能です。
ご興味のある方はお電話にてご連絡ください。


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自分の歯を残せる時と抜かなければならない時

痛くもかゆくもない歯や、まったく自覚症状がない口の中で
「いやぁ、かなり進行していて重症ですよ」
「もう抜かないとダメかもしれませんね」
と、言われた経験はありませんか?

このような経験をされた方、このような経験をしたくない方へ解説をしていきたいと思います。

先日に参加してきたセミナーに関して内容を普通の方に分かるように噛み砕いて表現してみます。
このセミナーは海外の大学院を卒業者で組織されている団体が主催しています。これに参加している先生は留学経験者で歯周病の専門家・歯を作る専門家・インプラントの専門家・歯の根の治療の専門家などが多数集まって討論を行います。私は留学経験はありませんが、オブザーブ参加が認められているセミナーでした。

虫歯や歯周病などの歯の病気が進行してきた場合(ただし進行しても痛くなるときもあればほとんど痛みを感じないときもあります)
自分の歯が残せるのか?それとももう抜かなければならないのか?
患者さんも歯科医師も歯科衛生士もみんな歯は抜きたくはないものです。しかし、病気が進行してしまってはそうも言っていられません。
それを決めるのにはその歯の状態をさまざまな角度で見て、最終的に歯科医師が5段階に分類していきます。
その5段階をざっくりいうと「いいね」、「まあまぁ」、「微妙」、「厳しい」、「希望なし」のような感じになります。

「いいね」 ならここで治療をしておけばまだまだ使えるだろう
「まあまぁ」 程度なら歯を残しておいてもしばらく大きな問題は起こらないだろう
「微妙」 は今はいいけどそのうちだめになるかもしれない
「厳しい」 は歯を残しておくと問題が起こりそうなので抜かないとダメかもしれない。
「希望なし」 は残念ながら手遅れで手のほどこしようがないため抜歯になります。
といった感じですね。

さて、これはあくまでも医療サイドから診査をして判断した結果の分類です。
では患者さんからみるとどう感じるのでしょう?
実は「希望なし」の状態でも、痛いとか腫れたとかの自覚症状がまったくない場合も少なくはありません。
つまり痛くも痒くもない歯が実はもうダメになっているということも起こりえるということです。
そういった歯があると、一番最初に書いたような
「いやぁ、かなり進行していて重症ですよ」
「もう抜かないとダメかもしれませんね」
というような結果になってしまいます。

痛くも痒くもないのにいきなり「ダメ」出しをされてしまうのなら、皆さんはどうすればいいのでしょうか?

その答えは
歯科医院で定期的なチェックを行い、「希望なし」にならないように歯のメンテナンスを行っていくことが必要になってきます。
定期的なメンテナンスを行えば虫歯や歯周病の進行を抑制することができます。病気の進行が抑制されれば、それだけ長期間自分の歯の健康を保つことができ抜歯するような事態になりにくくなっていきます。
これはさまざまな研究がなされており、歯のメンテナンスを行うことにより自分の歯を長期間使っていけることは科学的に証明されています。

これ以外にも歯のメンテナンスを行う必要性を裏付けるものがまだあります。

例えば虫歯になって治療を行いました。そして治療した歯がしばらくたって、またむし歯が再発すれば再治療を行わないといけなくなります。
これは非常に悪いサイクルになっています。なぜなら再治療を行うことは上に出てきた5段階の分類が、最初の治療のときからさらに悪い方へと移動します。
例えれば、最初の治療で「いいね」の状態だったものが、再治療後は「微妙」に変わってきます。ひどい場合は「いいね」だったものが、再発の進行が急すぎて「希望なし」に変わることもあります。
これは「むし歯になったらまた治療すればいいや」と思っており、またむし歯になって再治療を繰り返すことは、どんどんと抜歯する状態へと近づいていってしまいます。
そのためむし歯の再発は防がないといけませんので、そのために歯のメンテナンスが必要になってきます。
理想は最初から虫歯を発生させないように、予防やメンテナンスを実践していくことです。

結論としては

「希望なし」まで進行してしまったら、痛みが出るのを待つか抜歯するしかない。
そうならないよう定期的な歯のメンテナンスをして、虫歯や歯周病の予防をすること
究極的な意見ですが、生まれたときから予防やメンテナンスを行って、理想的には虫歯や歯周病と無縁で一生過ごすことができれば素晴らしい!

皆さんはどう考えますか?


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最近の海外で話題のインプラント事情について

歯周病とインプラントに関する勉強会へ所属していますが、先日そこで担当となった海外の論文に関する発表と検討会を行いました。
最近のインプラント事情も含めそのときの内容を記載します。

インプラント治療はかなり普及をしてきましたが、必ずしも一生モノのではありません。お手入れを怠ってしまうと「インプラント周囲炎」(詳細はこちら)という病気にかかってしまいます。
インプラントの先進国のスウェーデンでさえインプラントを入れた方の4人に1人がこの病気にかかっているとも言われています。

そこでここ最近、盛んに研究が行われているのがこのインプラント周囲炎という病気の治療方法についてです。
それらの研究の成果として数多くの論文が発表されておりますが、残念ながら決定的な治療方法はまだ見つかっていないことが現状です。
今回はそのようなインプラント周囲炎の治療方法の研究論文(英語・論文を書いたのはスウェーデンの研究者)を翻訳しながら、その内容を読み解いていき、勉強会メンバーの前で発表しながらディスカッションを行ってきました。

今回の研究論文の詳細はこちらのページの下段のほうにある「論文解説」というところにアップされています。

歯周病とインプラントの勉強会

今回はインプラント周囲炎によって炎症(腫れたり血が出たり膿が出たりする状態です)を起こしている歯肉に対する治療方法の検討です。
歯科用のレーザーを使った治療とエアーアブレーシブという特殊な洗浄剤を噴霧する洗浄機器を使った治療について研究された論文でした。
結果は炎症の少しの改善はあったものの完全治癒(完全に治った。完治した)とまではなかなか行きませんでした。
インプラント周囲炎は非常に難治性(治り難いという意味)の病気であることがうかがわれます。

ここでは、インプラント周囲炎にならないようにするためには、インプラント治療前に歯周病をしっかりと治しておくことと、インプラント治療後も日々のお手入れや定期的なメンテナンスクリーニングは絶対に必要だと、この論文では訴えていました。

インプラント治療は治療前の診査(検査)と治療計画をしっかりと行い、歯周病やむし歯などの治療をきちんと行い、治療後はしっかりとしたお手入れと定期的なメンテナンスクリーニングを行えば、自分の歯のようにしっかりと咬めて長く使っていくことができます。ただし,誰しもがインプラント治療の適応であるとは限らないので、可能か不可能かを見分けるためにしっかりとした検査と治療計画を行っていかなければなりません。


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自分の歯を長く使うために、皆さんに知ってほしいこと

自分の歯をだめにしないようにして少しでも長く使っていくためには、知ってほしいことがいくつかあります。
その中のひとつに 「人間の体の中で歯というものは、他の部分と違って非常に特殊な部分であること」 ということがあります。

それではどんなふうに特殊であるかを解説します。

例えば、手を怪我をして傷ができ血が出たりした時に適切な治療を受ければ、その傷はだんだん治っていき最終的には傷口は綺麗にふさがり治っていきます。
歯の場合、歯の表面に穴が開いてしまった時に適切な治療を受けたとしても、その穴は一生ふさがることは無く金属やプラスチックなどでその穴の部分を補修しなければなりません。

実はこの差は非常に大きなものがあります。

なぜなら、「傷が治る」とその傷は大きなものでない限り傷つく前とほとんど変わらない状態まで戻ります。そして何事も無かったように生活に支障がなくなります。
しかし歯の場合は一度傷ついたり穴があいてしまった場所は、もう元には絶対に戻ることはありませんので、一生治ることはありません。そのため金属やプラスチックなどの人工物で傷ついた穴を覆わないといけなくなり、覆った状態でその後一生を過ごしていかなければなりません。
これは傷に例えて言うなら、絶対に治らない傷に一生絆創膏を張っているようなものなのです。

それでは絶対に治らない傷に一生絆創膏を張ってあることは、日常生活の中でどこに支障が出てくるのでしょうか?

その理由は、絶対に治らない傷があることは、バイ菌が入りやすい状態が一生続いていることになるからです。
傷口にバイ菌が入ればその場所は、腫れたり、痛みが出たり、化膿したりしてそのうち腐ってきます。
つまり、非常にバイ菌が侵入しやすく腐りやすい状態であることが一生続いているため、後々の生活で支障が出てきやすいのです。

ここで皆さん思い出してもらえませんか?

「以前に虫歯を治したところが、また虫歯になってきた」

こんな経験をした覚えはありませんか?

その理由は上に説明したとおりなのです。
治療後の歯はばい菌が非常に入りやすいため、むし歯菌が入り込み、また虫歯になってしまうのです。
そのため歯は非常に特殊な部分ということなのです。
怪我をして病院へ通いその傷が治ったら「もう来なくていいですよ」といわれると思いますが、
歯に関しては治療をした後もバイ菌が入りやすい状態が続いているため、ずっとバイ菌が入らないようにしていくことが推奨されています。

歯の治療をして綺麗な歯になったとしても、それは傷が治ったことではないので、またばい菌が入り込んで汚染されないように更なるお手入れや定期健診が必要になってくるのです。

歯の治療をした覚えのある方はご注意ください。

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上記の内容は、知人から紹介してもらったこの本に記載されていたことを、患者さんにも分かりやすく私がアレンジをしてみました。

ちなみにこの本は「歯を残すための治療方法」の専門書です。


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自分の歯は抜かれたくないですよね

だれしも自分の歯は抜かれずにいたいし、一生自分の歯を使い続けたいと思っているはずですよね。
しかし、無症状なのに健診などを受けたときに 「歯を抜かないとダメかもしれない」 といきなり言われる可能性もあります。

例えば歯の神経を取った歯は、神経がある健康な歯に比べ膿が溜まりやすいという統計結果があります。
(この場合の「膿」とは専門用語では「病巣」というものですが、イメージしやすいように便宜的に「膿」という言葉で説明します。)
(ちなみにここでいう「歯の神経」は専門用語では「歯髄」といいます。)
その膿みは症状がまったく出ないまま大きくなってしまい、ある程度大きくなってしまうと 「歯を抜かないとダメかもしれない」 という事になってしまうかもしれません。

ではどうすればそうならずにすむのでしょうか?

歯の神経を取らなければ膿みも溜まりにくいのです。
それならば神経を取らないようにすればいいのですが、
むし歯が神経まで進行してしまうと激痛の恐れがあるため、
むし歯が進行してしまってからでは、歯の神経を取らなくてはなりません。
裏を返せばむし歯にならなければ、歯の神経を取らなくてすみます。
だから、むし歯にならないように、むし歯予防をしておけばいいのです。

・・・・・・というのは、あくまでも理想のお話です。

成人の方ならもう既にむし歯になったことがある方やむし歯の治療をしたことがある方がほとんどではないかと思います。
さらに進行したむし歯があればすでに歯の神経がない歯もあると思います。
(結構、歯の神経を取った事実を知らない方や忘れてしまった方もたくさんいらっしゃいます。)
そうなると、膿が溜まってしまうリスクがあることになります。
知らず知らずのうちに進行して膿が大きくなってしまい、最悪の場合抜歯をしないと治らない場合もあります。

そんな事態になることは、ご本人も嫌でしょうし、我々歯科医療従事者も避けたいところです。
ではそうならないようにするにはどうすればいいのでしょう?
順番に説明します。

第1段階です。
むし歯にならなければ歯の神経を取ることはかなりの確立で回避できるため、まずはむし歯予防が大切です。
むし歯予防の方法はいろいろありますので、主治医やかかりつけに歯医者さんに相談するといいと思います。
それでもむし歯ができてしまった場合は

第2段階です。
大きなむし歯になる前に処置をしたほうが良いです。
そして処置した歯にまたむし歯が再発しないよう、ここでも虫歯予防が大切になってきます。
歯を治療しても安心せず、第一段階に戻って虫歯予防を継続してください。
でも、うっかりむし歯が歯の神経の近くまで進行してしまった場合は

第3段階です。
できる限り歯の神経を温存する処置を施します。
その結果、歯の神経が温存できればここでも第1段階に戻って虫歯再発の予防を行います。
しかし、不幸にも歯の神経が温存できなかった場合は

第4段階です。
残念ですが歯の神経を取る処置を行う必要があります。
更なる感染の防護をした状態で、きれいに歯の神経を取って、
神経を取ったあとにできた空洞をしっかりと消毒をして、
ばい菌が入り込まないようしっかりとパッキングをし、
それによって膿が溜まるのをできるだけ予防します。
ここまで処置が終わったら、またむし歯の再発をしないように第1段階へ戻ってむし歯の予防を行います。
でも残念ながらここでどんなにしっかり処置をしても、膿が溜まることを100%防止することはできません。ある程度の確立で膿が溜まってしまうことがあります。
もし、膿が溜まってしまった場合には

第5段階です。
神経を取った後にできた空洞にパッキングをした薬を取って、再度膿を無くすべく消毒を行います。
つまり、第4段階の処置をもう一度行います。
ここでの消毒が奏効すればもう一度パッキングをして第1段階へと戻ります。
残念ながらこの処置でうまくいかないときは

第6段階です。
歯肉から切開をして溜まった膿を取り除く外科処置(局所麻酔の手術)を行います。
今までのこの手術の成功率は50%台といわれていましたが、この時に歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して処置をすることによって90%以上の成功率を達成することができるとの研究結果があります。
この手術が成功すれば、抜歯を回避することができます。そして第1段階へ戻ります。
しかしながら既に、この手術ができるような状態・症状の場合は

第7段階です。
残念ながらここまでくると抜歯しかありません。自分の歯を失ってしまいます。
この段階に相当するものが
むし歯が進行しすぎて歯がボロボロになってしまっている場合。(歯の神経を取っているとむし歯が進行しても痛みを感じないため、気がつかないうちにボロボロに
なってしまうこともあります。)
歯の根が折れてしまっている場合。(骨と違い歯は折れてしまうと、つくことはありません。)
手術でも取りきれない膿が溜まってしまった場合。(歯ごと抜いて膿を取り除かないといけない場合です。)
などがあります。

ここで話しは最初に戻りますが、無症状のまま第7段階になっているときは 「歯を抜かないとダメかもしれない」 と言われてしまいます。
果たしてあなたはどの段階の処置を受けたいと思いますか?

一生自分の歯を使い続けていくために、より初期の段階の処置を受けるよう歯医者さんへ相談してみましょう!

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歯の矯正治療はいつ開始すればいいのか?

歯並びや咬み合わせが気になる場合、歯の矯正はいつごろはじめればいいのでしょうか?

答えは 「歯科医師にそのタイミングを見極めてもらうことが一番正確」 だと思います。
その理由はいろいろな状態や条件があるので、その判断は簡単にはいかず難しいからです。
治療開始時期が早い場合は適切な時期まで待てばいいですが、なかには自己判断で待っていた為に適切な治療開始時期を逸する場合もあります。

歯ならびやかみ合わせの異常はその程度によってさまざまな種類があり、その種類によっても治療方法が変わってきます。
・前歯が1本だけ内側に入ってしまったもの、または外側に飛び出しているもの
・歯が前後に重なってしまいガチャガチャになっているもの
・全体的に出っ歯になっているもの
・下顎が前に出てしまい受け口といった状態になってしまっているもの
・上の歯と下の歯がかみ合わず隙間が開いてしまっているもの
・八重歯になってしまっているもの
・いつもポカンと口を開いていることが多く、唇が閉じにくくなっていること
・上の歯の中心と下の歯の中心がずれているもの

また、乳歯から永久歯への生え変わりの状態や年齢によっても治療開始時期や治療方法が変わる場合もあります。
・まだ乳歯しか生えていない頃
・乳歯が抜けはじまり、前歯や六歳臼歯が生え始めた頃
・前歯が大人の歯になってきたけど奥歯に乳歯がまだ残っている頃
・大体の乳歯が抜けてしまった頃
・12歳臼歯が生え始めてきた頃
・大人の歯がほとんど生えそろい、体の成長も止まってきた頃
・成人を向かえ20代の頃
・生活が落ち着いてきた30代以降

そのほかにも
・むし歯の状態やむし歯のなりやすさやむし歯のリスクリスクの問題
・歯周病や歯肉炎がある場合、また歯の重症度によっても変わります。
・顎の関節の状態が矯正治療を行っても大丈夫かどうか
・学校や仕事の都合
・転居や転勤の可能性
・全身的な病気があればその影響

などなど、さまざまなことが矯正治療には関連してきます。このほかにも状況によってはいろいろな条件が発生する場合もあります。
これらをすべて一つ一つチェックして、それによって矯正専門の歯科医師がおおよその治療を開始する時期を決めています。
まだ治療開始の時期ではないと判断した場合は、3~6ヶ月間隔で定期的に経過観察を行い適切な治療開始の時期を判断していきます。
その後に精密検査を行ってからより正確な開始時期と治療期間、治療方法などを決めていきます。

歯並びが気になり、矯正したほうがいいかどうか悩まれている場合は、まずは歯並びの矯正治療が必要かどうかを歯科医師に判断してもらわなければなりません。
矯正治療が必要と思われる場合には、矯正治療を開始する時期を定期的に受診しながらその時期を待つことが、最小限の治療で最大限の効果を得られます。
悩み続けるくらいなら早めに相談してみてください。必ずそのほうがメリットが大きいのです。


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むし歯がたくさんあった女の子でしたが、歯医者が大好きになりました!

この女の子はむし歯ができやすく治してもすぐむし歯になってしまうと家族の方も悩んでおり、急な痛みのため休日診療に駆け込むこともあったそうです。
とあるきっかけで沼尾デンタルクリニックにはじめてきたのが4歳のころでした。
確かにむし歯を治療した歯と新たにできたむし歯とがたくさんありました。
4歳のお子さんなので初めてくる歯科医院に慣れさせながら、少しづつ治療をはじめていきました。
治療と同時にむし歯予防も開始していきました。

3歳くらいまでに口の中に住み着く常在菌が決まってくるといわれています。3歳くらいまでにむし歯になりやすいバイ菌が住み着いてしまえば、その後大人になってもむし歯になりやすい状態になってしまいます。すでにむし歯があるということは、むし歯菌が口の中に大量に住み着いているということになります。
大量にむし歯菌が住み着いた口の中では、むし歯を治療しても再発しやすい状態であり、すぐにむし歯ができてしまいます。
このままでは悪循環を繰り返し最終的には自分の歯を失うことになってしまいます。そのため、虫歯の再発を防止することも行わなければなりません。むし歯治療とむし歯予防は同時進行で行う必要があるのです。

この女の子もむし歯治療をしたところが、むし歯の再発をしてきています。治療だけを行ってもダメなので、コツコツと定期的に来院してもらいながらむし歯予防も続けました。
予防を続けていくには本人のモチベーションと家族の方の協力は不可欠ですが、本当に一生懸命がんばってくれました。
定期的に来院を繰り返すことによって、だんだんとその女の子もクリニックにとてもよく慣れてくれました。
家族の方が「歯医者さんが大好きなんですよ。連れて行って欲しいっていつも言っています。」とのことでした。
そのため、本人の治療ではない日でも家族の方が治療でクリニックに来るときには、その女の子が一緒について来て家族の治療中には近くで本を読んだりDVDを見ていたりと楽しんでいました。

予防を繰り返していることによって再発してくるむし歯の本数や再発するまでの期間がだんだん長くなってきました。予防処置の効果が現れ始めたのだと思います。
生えていた乳歯はほとんどの歯がむし歯になっていましたが、小学生になった今では生えてきた永久歯にはいまだにむし歯はありません。
これからもこのペースで予防処置を続けていって、すべての歯がむし歯のない綺麗な永久歯になることを今後の目標にしています。小児患者さんからスタッフ全員に手作りチョコ

ちょうどバレンタインの頃、この女の子がスタッフ全員にひとつづつ手作りチョコを作ってきてくれました。これには驚きましたが、本当にうれしかったです。

チョコレートなどの甘いものや砂糖はむし歯の大敵で絶対に食べちゃダメと思われている方が多いのですが、実はそうでもないのです。
むし歯予防先進国の北欧の国では一人当たりの砂糖の摂取量が日本よりもかなり多いのです。それでも一人当たりの虫歯本数は日本よりかなり少ないのです。
甘いものが大好きな方は多いかと思いますが、適切なむし歯予防の知識得て行動をするだけでむし歯はかなり予防することができます。もちろんこの女の子はそれを実現したのです。

この女の子は、将来「歯医者さんになる」と言ってくれています。まだ小さな子の言っている事ですが、大人になって次の世代のこどもたちの虫歯を予防してくれるような歯科医師になってくれたら、本当にうれしい限りです。

(なお、この記事を書いてホームページ上に公開することについてこの女の子のお母さんにお伺いさせてもらったところ、快くご承諾していただきましたことに感謝しております。)


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