第22回 日本顎関節学会へ参加してきました

7月25・26日に開催された日本顎関節学会へ参加してきました。

日本全国の大学病院や研究機関からの最新の発表や、国内や海外の著名な先生によるシンポジウム等のレクチャーも行われました。

また、医科の先生による頭痛の講演や慢性の痛みに対するメンタルケアの講演なども行われていました。

そのほかにも日本小児歯科学会後援による子供の顎関節症のレクチャーや、日本睡眠歯科学会後援による睡眠時無呼吸症候群や睡眠時の歯ぎしりに対するレクチャーも行われました。

ここ最近、普及しはじめた歯科用CTのセミナーもあり、開発の歴史や現在の機種の性能とその問題点などについて学んできました。

顎関節だけでなく改めて幅広い知識が必要であることを再認識しました。

2009年日本顎関節学会

学会の最後には一般公開された市民公開講座として、顎関節症をわずらいながら戦ってきたフードファイターの小林尊氏による講演も行われたようです。

顎関節症のサプリメント

2007年7月14・15日に日本顎関節学会に参加してきました。
そこで下記の記事にもなっている、顎関節症に効くサプリメントに関する発表を聞いてきました。
顎関節症に悩みを持つ方は多数いらっしゃいます。
様々な治療法もありますが、サプリメントを使うといったことは初めての試みだと思います。
どのような効果が期待できるのか、更なる発表をチェックしていきたいと思います。

三重大学(津市)などの共同研究チームは、20代の女性に多く見られる顎(がく)関節症の痛みを和らげる効果があるサプリメント(栄養補助食品)を開発した。15日に仙台市で開かれる日本顎関節学会で、臨床試験の詳しい結果を発表する。
開発したのは、同大医学系研究科の田川俊郎教授(口腔(こうくう)・顎顔面外科学)と、健康補助食品などを開発・販売する「イシダファーマ」(津市、石田剛社長)。サプリメントは、軟骨の再生作用がある成分と鎮痛・抗炎症作用がある成分でできている。臨床試験では、あごの痛みを訴える患者が減ったといい、今秋には商品化を予定。歯科医などを通じて販売する。
顎関節症は、口を開けると音がする、痛む、口が開かなくなるなどの症状があり、国内に推計約1600万人の患者がいるとされる。米国のホットドッグ早食い大会のチャンピオンとして知られる小林尊さんが顎関節症になったことを自らのブログで告白して話題になった。現在は主に、スプリントと呼ばれるマウスピース状のものを口にはさむなどの治療が行われている。田川教授は「顎関節症の痛みが緩和できるサプリメントは初めて。治療の一助になる」と話している。

http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070714k0000e040065000c.html
記事はこちらより引用しました。