反対咬合(うけくち)の治療

 

 

反対咬合(うけくち)の治療

 

(栃木県日光市の歯科 沼尾デンタルクリニックで実際に行われた治療例です。これらの写真は患者さんご本人の承諾を得て公開させていただいております。もちろん個人を特定できるものは一切掲載しておりません。)

矯正治療前

8歳 男児です。

上の前歯より下の前歯が前になってしまい、受け口状態になってしまっています。

まだ8歳であり、永久歯と乳歯が混ざっている混合歯列期です。

上下の前歯4本が生えたところで、前後逆になってしまい、受け口状態になってしまいました。

大人の歯にすべて生え変わるまで待っているより、今の状態を早期に改善したほうが良いので、矯正治療を行うこととなりました。

正面の写真です。

横から見た写真です。上の前歯より下の前歯が前になっているところが分かると思います。

上あごを下から見上げた状態です。前歯が凸凹して並んでいます。

下あごの写真です。

右斜め前から見た写真です。

左斜め前から見た写真です。

この状態を改善するために、矯正装置を取り付けて治療を開始しました。

矯正治療後

受け口状態(反対咬合)になっているものを矯正治療しました。

治療後の正面からの写真です。

横から見た写真です。上の前歯のほうが前になっています。

下から上あごを見た写真です。凸凹していたところは改善されています。

下顎の写真です。

右斜め前から見た写真です。上下の糸切り歯が生えてきています。

左斜め前から見た写真です。

治療前後の比較

治療前後の比較をしてみます

上が治療前の正面写真です。下が治療後の正面写真です。

上下の前歯の位置関係が改善されていることがよくわかると思います。

ここまでが生え変わりの時期の矯正の一次治療です。

今後奥歯に残っている乳歯が脱落して、永久歯が順次生えてきます。

生え変わった段階で歯並びに異常があれば、そこから矯正の二次治療が開始されます。

上が治療前、下が治療後の側面写真です。

上下の歯が完全に逆転しているのがよくわかると思います。

(治療過程の写真をweb上でこのような形で匿名で使用することは、患者さんご本人の承諾を得て使用させていただいております。この場をお借りしてご本人へ改めて御礼を申し上げます。)