診察用の椅子が新しくなりました

こんにちは。院長の沼尾です。

つい先月までは暑さ対策をする毎日でしたが、
9月も半ばを過ぎ、
ようやく過ごしやすくなってきたように感じます。

さて、5月末のことですが、

診察用の椅子が新しくなりました!

以前のものと比べ、座り心地がソフトになり、
疲れにくくなっています。

また、椅子の座面が低くなりましたので、
お子さんやお年寄りの方にも
座りやすくなったかと思います。

さらにうがいをするための鉢が動くため、
うがいしやすい場所へ鉢を移動させて
うがいをすることができます。

他にも、水回路の洗浄機能がついており、
より衛生的な環境で診療を提供できたり、
ライトもLEDで明るく省エネになったりと
良いことづくしです!

ちなみに4台の椅子を1日で全て交換していただき、
業者の方には大変お世話になりました。

これからもみなさまに心地よく診療を受けていただけるよう
より良い環境づくりに取り組んでまいります。

新しい椅子でぜひリラックスしてお過ごしください。

【医院からのお知らせ】
10⽉の矯正専⾨医による矯正外来は、10月2⽇(⽇)になります。
受診のご予約は事前に承っております。

5人に1人がかかる!?エナメル質形成不全

 

こんにちは。院長の沼尾です。

秋はお月見シーズン!
9月は1年で最も美しいと言われる、
「中秋の名月」も空に昇ります。

月を眺めながらお団子をいただくというのも、
なかなか風情がありますよね。

 

さて、夜空に輝く月は美しいものですが、
歯も白く輝いていると
口もとが美しく見えませんか?

歯が白く見えるのは、
エナメル質という組織があるからです。

 

しかし、このエナメル質が
正常に形成されない事があります。

 

 

 

 

◆エナメル質の役割

 

歯はエナメル質・象牙質・セメント質という
3つの層からできています。

そのうちエナメル質は
人間の体の中で最も硬い組織
です。

 

歯の一番外側にあり、
熱いものや冷たいもの、酸性の食品などが
敏感な象牙質に触れないように
刺激やむし歯から歯を守っています。

歯に白い輝きを生み出しているのも、
このエナメル質のおかげです。

 

 

 

 

 

◆そんなエナメル質が「もろく」なる?

 

ところが、大事なエナメル質が不完全な状態で
歯が生えてくることがあります。

 

歯の表面に
ボソボソとした「白いまだら」が生じたり、
むし歯でもないのに、歯の一部が
茶色や黄色に変色したりしていた場合は、
『エナメル質形成不全』の疑いがあります。

 

また、重度の場合
歯の表面がデコボコしたり、
歯を覆うエナメル質が無いため、
象牙質がむき出しになったりしてしまいます。

 

 

 

 

しかも、エナメル質形成不全の症状がある歯は
見た目の変化だけでなく、
通常の歯よりもむし歯になりやすい
という特徴もあります。

 

エナメル質形成不全の発症しやすい箇所は
奥歯(第一大臼歯)と前歯です。

 

特に奥歯は汚れが溜まりやすく、
むし歯になりやすい
ため十分注意が必要です。

 

 

 

 

◆子どもの5人に1人が発症!?

 

日本小児歯科学会が
7歳から9歳の児童を対象に行った調査によると、
地域差はあるものの
およそ5人に1人がエナメル質形成不全
という結果が出ています。

 

エナメル質形成不全は決して珍しいものではなく、
思いのほか、高い頻度でかかり得る疾患なのです。

 

 

 

しかも、乳歯の場合、
もともとエナメル質が薄く、
むし歯になりやすい
のですが、
エナメル質形成不全の歯がむし歯になってしまうと
あっという間に
歯の神経まで進行してしまう
ため、
より一層注意が必要になります。

 

乳幼児検診や学校の歯科検診で
エナメル質形成不全と
診断されることもあるかもしれませんが、
その場合は必ず定期的に歯科に通い
チェックをしてもらうことが重要です。

 

そして、日頃からしっかりセルフケアもおこない、
お子さまの大切な歯を守っていきましょう。

 

 

 

日本顕微鏡歯科学会認定医を取得しました

こんにちは。院長の沼尾です。

8月に入り、ひときわ厳しい日差しが照りつけており、例年にない猛暑が続いております。
蒸し暑く、寝苦しい夜が続いておりますが、みなさまお変わりありませんでしょうか。

さて、この度日本顕微鏡歯科学会認定医を取得しました。

日本顕微鏡歯科学会第18回学術大会の認定医試験を受験し、無事に合格することができました。

以下のサイトに名前の記載がある通り、栃木県では初の認定医です。

https://kenbikyoshika.jp/ninteii.html#tochigi

顕微鏡歯科とは小さな歯の中にある、さらに小さな病気を、拡大して見ながら治療ができます。
また、暗くて見にくい口の中も、顕微鏡からの照明によって明るく照らすことができ、よく見ながら治療をすることができます。

そして治療動画を録画することができます。
イメージとしては、口の中をスマホで見るときに、照明をつけて、ピンチアウトして拡大して録画すると、細かなところが良く見えてあとで見直すこともできると思います。

つまり、顕微鏡歯科によって治療を行うことで、人の目には見えにくい部分も拡大し、治療を録画することによって今まで以上の正確に治療を行うことが可能になります。

顕微鏡歯科のメリットは

1.細かい部分まで拡大し精密な治療ができるため、治療の成功率や歯の温存率が大きく向上します。

2.肉眼では見落としがちなむし歯や病変なども、顕微鏡によって拡大することで発見することが可能です。

3.どのような病変に対してどのような治療がなされたのかを、治療中の動画で説明を受けることができるため、患者さんには非常にわかりやすいです。

以上のような質の高い治療を提供するために、今まで研鑽を積み、その技術を認められ、今回日本顕微鏡歯科学会の認定医を取得することができました。

当院にご来院いただけるみなさまには、日本顕微鏡歯科学会で学んだ知識と経験を活かし、これからもより正確で丁寧な歯科治療を提供できればと考えている次第です。

そのため、お口に関して何か少しでも不安なことがある方は、いつでも当院までご相談下さい。

「お知らせ」

2022年9月は臨時休診の予定はありません。

「先生、痛いのはそこじゃないんです」は勘違い?

 

こんにちは。院長の沼尾です。
日本の夏といえば
やはりお祭りや花火といった風物詩ですね。

 

その花火が、
実はヨーロッパ生まれということは
ご存じでしょうか?

 

中国で発明された火薬がヨーロッパに渡り、
来日していた英国人によって徳川家康に披露された、
というのが、日本における花火の発祥のようです。

 

日本の風物詩というイメージが強い花火ですが、
その生まれが海外というのは少し意外かもしれませんね。

 

 

ところで、「歯の治療に関する意外」 といえば
「痛い!と思っていた歯が実は別の歯だった」
ということが珍しくありません。

 

 

「自分の身体のことは
自分が一番よくわかる」

 

と言う方もいらっしゃいますが、
実は人間の身体は勘違いを起こしやすいのです。

 

 

では、なぜそうした「勘違い」を
起こしてしまうのでしょうか?

 

 

 

 

◆「歯の痛み」の通り道『三叉神経』

 

「歯の痛み」を脳に伝える役割は、
顔の左右にある
『三叉神経(さんさしんけい)』
という「脳神経」が担っています。

 

 

 

脳から伸びた三叉神経は、
おでこから頬、あごのあたりまで、
大きく分けて3つのエリアに分かれて繋がっており、

顔に「どんなものが触れた」か、
それが「冷たい」か「温かい」か、

といった、
「顔の感覚」を脳に伝える働き
をしています。

 

 

そして、この三叉神経はお口の中にも繋がっているため、
歯の痛みもこの神経を通じて脳に届きます。

 

 

 

 

◆間違えやすいワケ

 

とある実験では、歯に触れて
「いま、どの歯に触れたか」
という質問をしてみたところ、
奥歯に近づくにつれて正解率が下がった、
という結果があります。

 

 

これは、お口などに繋がっている三叉神経が、
脳に近づくにつれて一本の神経になるためです。

 

 

「痛み」をはじめ、「歯に生じた感覚」は信号となり、
三叉神経を通して脳まで伝わります。

 

しかし、
その『信号』が
『脳に続く一本道』に到達した際、


「お口の辺り」から来たのはわかるけど、
細かい場所までは覚えていない状態

になってしまうことがあります。

これが、『痛みの勘違いの正体』です。

 

 

 

「歯の痛みの勘違い」で特に多いのが、
痛いと思っていた隣の歯が原因だった」
というケースです。

 

また、隣り合った歯だけではなく、
「上の歯が痛いと思ったら下の歯が原因だった」
という場合や、さらには

「歯だと思ったら、鼻の炎症が原因だった」
「目の周りの神経が原因だった」など、
一見するとお口から遠い場所でも
痛みの勘違いが発生することもあります。

 

 

このように「痛みの原因の特定」
皆さんご自身では非常に困難なこともありますので、
何か痛みを感じたら早めに受診してください。

 

 

 

 

 

また、痛みの勘違いにより
「痛くないところを削られた!」
と思い込んでしまう方がまれにいらっしゃいますが
そのようなことは、まずあり得ません。

 

 

ご不安な場合は、遠慮せずにご質問いただければ
必ずお答えさせていただきます
ので、
いつでもお声がけください。

 

 

そして、日頃から検診などを受けて、
削らなくても済むように
歯を大切にしてくださいね!

 

 

 

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学校検診に行ってきました

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニックの院長 沼尾 です。

早くも夏本番のような気温の高い日が続いていますね。
みなさまお変わりありませんでしょうか。

先日、日光市立今市第二小学校へ学校健診に行ってきました
検診内容は小学校のHPでも、健診翌日に紹介されました。
https://www.nikko.ed.jp/imaichi2/blogs/blog_entries/view/26/4df65edb2d28e96e0af8ebdb0cabba48?frame_id=46

児童たちや先生方の協力により、スムーズに健診を終えることができました。
ご協力ありがとうございました。

今市第二小学校の学校医として、福田新一先生と私が嘱託されています。
小学校はクリニックに隣接しており、私の母校。
実は福田新一先生は、私が今市第二小の児童の時からの学校歯科医であり、
40年以上経過した今もなお、子供たちのお口の健康を守り続けています。
微力ながら、私もそのお手伝いをしていきたいと思います。

【お知らせ】
高い就職率を誇る宇都宮歯科衛生士専門学校のオープンキャンパスが開催されています。詳細はHPに記載されています。
http://www.umth.or.jp/eiseishi/opencampus/

歯ごたえは歯で感じていない!?歯根膜の役割とは

 

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック 院長の沼尾です。
7月といえば、夏野菜が旬を迎える時期ですね。

 

夏野菜のなかでも、
きゅうりは汗をかきやすい夏にぴったり。
約95%を水分が占めているので、
食べれば水分補給もできる食材です。

 

そんなきゅうりの魅力は、
ポリポリとした歯ごたえ!
この歯ごたえを感じるためには、
お口の「ある組織」が深く関わっています。

 

 

 

 

◆歯ごたえを感じているのはどこ?

 

歯ごたえを感じているのは歯ではありません。
では、どこで歯ごたえを感じているのでしょうか?

歯ぐき?歯の神経?あごの骨?


実は…
このなかのどれでもありません。

 

歯ごたえは「歯根膜(しこんまく)」という
歯とあごの骨をつなぐ組織で感じ取っています。

 

 

 

 

 

◆0.3mmにある大切な役割

 

歯根膜の厚さは、なんと
たったの0.3mmほどしかありません。

 

とても薄い歯根膜ですが、
実は大切な役割があります。
それが「クッション」と「センサー」の役割です。

 

食べものを噛むとき、
歯にはとても強い力がかかっています。

歯根膜はその力をクッションのように
吸収・分散し、歯や骨を保護してくれています。
かたいものをガリッと噛んでしまっても
歯や周りの骨が無事なのは、歯根膜があってこそ!

 

 

また、歯根膜はセンサーの役割も担っており、
噛んだ時の「かたさ」や「感触」といった
微妙な刺激は、歯根膜が脳に伝えています。
そのおかげで、私たちは歯ごたえを感じられるのです。

 

 

他にも、食品のかたさに応じて
噛む力を調節することにも歯根膜は役立っています。

 

きゅうりのポリポリとした食感や
天ぷらのサクッとした食感を楽しめるのも
歯根膜があるおかげなのです。

 

 

 

 

 

◆歯根膜は一度失うと戻らない!

 

歯根膜は歯が抜けると
一緒にとれてしまいます。

 

たとえ、入れ歯やインプラントで
抜けた歯を補ったとしても、
歯根膜が元に戻ることはありません。

 

 

つまり、一度でも歯根膜を失ってしまうと、
ごはんを食べたときの食感も
一緒に失われてしまう
のです。

 

 

 

 

そんな歯根膜を失わないために、
まずは自分自身の歯を守る必要があります。

 

「むし歯」や「歯周病」にならないために、
定期的に歯科医院でお口のチェックと、
プロのクリーニング
を受けて
きれいなお口を維持しましょう!

 

 

 

宇都宮歯科衛生士専門学校の学生募集案内

こんにちは。

日光市の沼尾デンタルクリニックの院長 沼尾です。

6月に入り、雨が多く湿気が気になる季節になりましたが、みなさま体調にお変わり無くお過ごしでしょうか。

こちらは、宇都宮歯科衛生士専門学校の学生募集案内です。

今年の7月から9月にかけてオープンキャンパスが開催されます。

日光市から学校に通学し、卒業した人も多数います。

歯科医衛生士は歯科予防処置、歯科診療補助、歯科保健指導が主な業務で、

3年の履修で国家資格が取得できる求人倍率が高く、高い就職率を誇っています。

当院にもこの学校の卒業生が就労しており、長期間勤務しております。

患者さんとの信頼関係を築き、安心して仕事を任せております。

http://www.umth.or.jp/eiseishi/

宇都宮歯科衛生士専門学校のキャンパスガイド(学校案内)が当院にあります。

取りに来ていただければ、キャンパスガイドをお持ちいただけます。

歯科衛生士は、お口の健康づくりとお口のケアで、生涯にわたって患者様の役に立つことができる仕事です。

卒業生の皆さんは誇りをもって頑張っていただきたいと思います。

【お知らせ】

日本歯周病学会学術大会で開催された市民公開講座が2022年6月20日~7月20日までweb配信されます。

生命と命を守る歯周治療という演題です。

演者は院長の先輩である日本大学歯周病学講座の西田哲也先生です。

http://web.apollon.nta.co.jp/jsps65/

白い!はやい!目立たないCRとは?

 

こんにちは。院長の沼尾です。
雨の季節に目にする機会が多いアマガエル。
鮮やかな緑色
をイメージされる方も多いと思いますが、
実はアマガエルの体の色は、
外敵から身を守るために
周囲の環境に合わせて
黄緑や茶色、白、灰色などに変化します。

 

 

さて、アマガエルは保護色で周囲に溶け込んでいますが、
同じように、歯の治療でも治療箇所が目立たないように
白い素材を使うことがあります。

 

その代表が保険診療でも利用できる
CRという白いつめものです。

 

 

 

 

◆CRってどんな素材?

 

CRとは、
コンポジットレジン(Composite Resin)のことで、
セラミック粒子と合成樹脂を混ぜた
複合プラスチックの素材です。

 

「樹脂」と呼ばれることもあります。

 

 

白い素材のため、
見た目の違和感が少ないのが特徴です。

 

 

 

 

 

◆むし歯治療が1回で終わる!?

 

CRを使うメリットは
見た目だけではありません。

 

 

通常、つめものを使った治療では、

治療箇所の型を取り
その型を使って、つめものを製作する


という工程があるため、製作に必要な時間も
数日から1週間程度かかります。
つまり、最低でも2回は通院しなければなりません。

 

 

 

しかし、
CRの場合はこれらの治療を
1日で済ませることができます。

 

CRは粘土状の柔らかい素材のため
『型取り』の必要がなく、
「特殊な光を当てるとその場ですぐに固まる」
という性質があるからです。

 

 

 

 

この性質のおかげで
治療が短時間でできることも
CRの大きなメリットのひとつです。

 

 

 

 

◆全部CRにできないの?

 

このように、
CRは白くて目立たないだけではなく、
短時間の治療で終わるというメリットがあります。

 

 

そのため
「むし歯治療は全部CRにしたい!」
と思うかもしれません。

 

 

ところが、
CRプラスチックが使われているため、
強度が弱いという弱点があり、
大きなむし歯など、広い範囲を削った歯には
使うことができません。

 

 

 

 

◆むし歯は小さいうちに治そう

 

むし歯は小さいうちに発見できれば、
CRで治療することができます。

 

 

 

 

しかし、そういった小さなむし歯は
自覚症状がない事がほとんどです。

 

自身ではなかなか気づくことができず、
痛くなった時には
大きなむし歯になってしまっている
ことも。

 

 

 

そこで大切なのが、
定期的な歯のチェックです。

 

 

むし歯を早期発見できれば
CRを使って治療できることが多く、
時間も治療費もかけずに済みます。

 

また、削る量も最小限で済むので、
「歯の寿命」という意味でも、
早期発見・早期治療はとても重要です。
定期検診は欠かさずに受けるようにしましょう。

 

 

 

日本顕微鏡歯科学会学術大会へ参加してきました

こんにちは。
日光市の沼尾デンタルクリニックの院長 沼尾です。

ゴールデンウィークも終わりましたね。日中は汗ばむ陽気になり、五月晴れの日は気分も清々しくなりますね。

さて、先日第18回日本顕微鏡歯科学会学術大会へ参加してきました。
https://kenbikyoshika.jp/congress/18th_tokyo/index.html
コロナ後、初めてのリアル学会参加です。
十分な感染対策のもと開催されておりました。

顕微鏡は肉眼では見えない小さなものを、拡大してみることができますが、
歯科治療はそれを応用しています。
応用することによって、精密な治療を実践することができ、それにより治せなかった歯を治せるようになったり、歯の寿命を長くすることができたりなど、多くのメリットが生まれています。
日本顕微鏡歯科学会とは、そのような精密治療の研鑽を行う学びの場です。

https://kenbikyoshika.jp/

今回もたくさん学ぶことができました。
それを毎日の診療へフィードバックさせ、さらにより良い歯科治療を提供していきたいと思います。

【お知らせ】
6月4日は日本歯周病学会へ参加するため臨時休診となります。
6月2日は通常定休日ですが、通常の時間で診療を行っております。

お口がくさい!?強烈なニオイの原因とは?

 

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック 院長の沼尾です。
爽やかな五月晴れが心地よい季節になりました。
気温も上昇し、日中は少し動くだけで、
汗ばむ日も出てきましたね!

 

 

さて、汗をかく季節になると
体のニオイが気になりますが、
気にすべきなのは体臭だけではありません。
口臭も気にすべきニオイのひとつです。

 

たかが口臭…
そう思われるかもしれませんが、
なかなか消えない口臭の影には
実は深刻な病気が隠れているかもしれません。

 

 

 

 

◆誰にでもある生理的口臭

 

皆さんは朝起きた時に、
お口のニオイが「くさい」と
感じたことはありませんか?

 

 

起きた直後やお腹が空いている時、
緊張している時などは
だ液の分泌量が減少します。

 

すると、お口の中に細菌が増えてしまい、
口臭の原因となる揮発性(きはつせい)の
「硫黄化合物(いおうかごうぶつ)」が
たくさん作られてしまうのです。

 

 

 

 

硫黄化合物は
野菜が腐ったようなニオイ
卵が腐ったようなニオイなどに例えられ、
悪臭と言われることも。

 

この悪臭こそが、
「生理的口臭」の正体です。

 

 

しかし、ニオイの強さは人によって異なるものの、
生理的口臭は、誰にでもある口臭で、
食事や歯みがきをすることで口臭は弱まります。

 

また、女性はホルモンの影響によって
お口のニオイが強くなることもありますが、
一時的に強くなるお口のニオイは
それほど心配する必要がありません。

 

気がかりなのは、次の「病的口臭」です。

 

 

 

 

◆治療が必要な病的口臭

 

口臭の中には治療が必要となるものもあります。
それが、病気によって発生する
「病的口臭」です。

 

原因となる主なお口の病気には、
・歯周病
・むし歯
・舌苔(ぜったい)

などが考えられます。

 

 

この中でも1番考えられる原因は歯周病。

 

歯周病は細菌の感染によって引き起こされる疾患で、
進行すると
歯を支えている骨が溶かされてしまうことも。

 

しかも、歯周病の原因となる細菌は、
嫌なニオイの元となる硫黄化合物を生み出します。

 

 

また、舌に白っぽいものが付着している場合、
それは「舌苔」という細菌のかたまり
の可能性もあります。

 

舌苔に含まれた細菌を放っておくと
病的口臭は、
より一層強くなっていく
のです。

 

 

口臭の原因はそれだけではありません。
「むし歯」も原因のひとつになり得ます。

 

むし歯が進行すると歯に穴が空き、
神経が腐敗してしまうことがあります。

すると、「その穴に詰まった食べかす」
「腐敗した神経」から

強烈なニオイが生じるためです。

 

 

 

 

 

◆お口のケアで口臭予防

 

口臭には様々な原因が存在し、
中には全身の病気が関係している場合もあります。

 

しかし、口臭の原因の80%以上
お口の中にあるといわれており、
その原因を減らすには、
お口の中を清潔にすることが大切です。

 

 

 

 

まずは、病的口臭の原因である
歯周病やむし歯の治療を行いましょう。
原因が改善されることによって、
病的口臭が減少していきます。

 

そして、歯ブラシとフロスや、タフトブラシなどを併用し、
お口の中の汚れを丁寧に落としましょう。
病的口臭の再発を防ぎます。
再発予防には、
歯周病やむし歯の再発発見につながる
定期的な歯科検診も欠かせません。

 

 

私たちが行うプロフェッショナルケア
皆さまが行うセルフケア2本柱で、
お口のトラブルを防ぎましょう!

 

 

 

>>NAP