日光の魅力

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック です。
もうすぐ6月になりますが、皆さんは
『ジューンブライド』という言葉をご存じでしょうか。
この言葉の由来とされるヨーロッパでは、
結婚の女神が見守る6月の花嫁は
幸せになれる、といわれているそうです。

結婚式の開催や参加の予定が増えるこの時期、
笑顔の写真撮影に向けて、
今から歯のお手入れを
始めてみるのはいかがでしょうか!


さて旅行好きの方はご存知かと思いますが
当院のある栃木県日光市には
ザ・リッツ・カールトン日光という
結婚式に利用される方も多い
5つ星ホテルがあります。

Best Hotel & Tourist Development Categoryの
最優秀ホテル&観光開発カテゴリーにおいて
2021年に銀賞 を取得したり、
2023年日本のベストホテル部門で
2位に選ばれたり と、華々しい受賞歴を誇る
ラグジュアリーホテルです。

そのリッツカールトン日光の
田中氏の講演を、先日聴講しました。



当ホテルは宿泊業界が大きな向かい風を受けた
コロナ禍にオープンし、早4年。
大変な時期でのスタートだったと思いますが、
開業前からのマーケティング戦略などを
包み隠さず話してくださいました。

そして講演中、日光の魅力を紹介する
ビデオを観させていただきました。
クールジャパンコンテスト2021で
最優秀賞 を受賞したその動画がこちらです。

https://www.instagram.com/p/CaHRysrpEBa/

日光の社寺やいろは坂、
蒸気機関車のSL大樹など、
観光名所や見どころが
魅力的かつ美しく紹介されています。

この地に在住している私には見覚えある
景色の数々であるはずなのに、
思わず「ここに行ってみたい」
と思ってしまうほどのクオリティでした。

日光の素晴らしさを改めて認識し、
ここで暮らし働ける縁を
改めて嬉しく思いました。


【医院からのお知らせ】
2024年6月の矯正外来日は6月2日(日)です。
日本顕微鏡歯科学会に参加するため
5月31日(金)6月1日(土)は臨時休診となります。
5月30日(木)は診療いたします。

高血圧とお口の意外な関係!知られざるリスクとは?

 

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック です。
初夏の日差しがさわやかな季節となりました。

 

さて、毎年5月17日は世界高血圧デーです。
高血圧と聞くと「食生活」や「運動不足」が
真っ先に思い浮かびますが、
実はお口の健康とも密接に関わっています。

 

今回は、高血圧と歯科の
意外な関係についてご紹介しましょう。

 

 

 

 

◆血圧の薬がもたらすお口の変化

 

高血圧はそれ自体がお口の環境に
影響を及ぼすことは少ないものの、
血圧を下げる薬(降圧剤)の副作用
次のような変化をもたらします。

 

・歯ぐきが腫れて歯が磨きにくくなる

アダラート、ノルバスクなどをはじめとした
高血圧治療でよく処方されるカルシウム拮抗薬は、
副作用で歯ぐきの腫れを引き起こすことがあります。

 

腫れが大きくなると歯ブラシを当てても
プラークが除去しづらいほか、
見た目の問題や発音のしづらさなど、
生活の質にも影響を及ぼします。

 

 

 

・お口が渇いて汚れがたまりやすくなる

降圧剤の副作用では
「お口の渇き」も代表的な症状です。
先にご紹介したカルシウム拮抗薬のほか、
フルイトランやラシックスなどの利尿薬も
副作用としてお口の渇きを
招くことがあります。

 

これらの服用でお口が渇きやすくなると、
だ液が持つお口のクリーニング作用や、
歯の表面を修復する作用が働きにくくなり、
結果としてむし歯や歯周病、
口臭のリスクが高まってしまいます。

 

 

 

 

◆歯が少ないと高血圧に?
 お口の健康と血圧の関係

 

最新の研究では、
歯の本数が少ない、あるいは噛む力が弱いと
高血圧になりやすくなることも明らかになっています。

 

あるデータでは、
奥歯で噛めない人は高血圧のリスクが約1.7倍
高くなることが示されています。

 

なぜ、噛めなくなると
高血圧のリスクが高くなるのでしょうか。
その理由の1つに
「食べものの選り好み」が考えられています。

 

例えば、奥歯で噛めなくなると、
多くの人は繊維質の多い果物や
緑黄色野菜を避けがちです。
しかし、これらの食品には
血圧の安定に必要なカリウムが豊富に含まれており、
不足すると血圧の上昇を招いてしまいます。

 

 

 

このような現象は
とくに高齢者に多くみられることから、
将来的な病気のリスクを減らすためにも、
若いうちからお口の健康を保つことが重要です。

 

 

 

 

◆高血圧の予防・管理のカギは
 歯科での定期検診

 

以上のことからもわかるように、
健康的な毎日を送るうえでは
食生活や生活習慣の改善にくわえ、
お口の健康維持も重要な役割を担っています。

 

なかでも、歯科での定期検診
高血圧の予防・管理において、
次の2つの効果があります。

 

・高血圧の薬の副作用によって生じるお口トラブルを防ぐ
・お口の健康を保ち、歯を多く残すことで高血圧を予防する

 

 

 

 

自宅での正しい歯みがきや
食生活の改善に加え、
歯科での専門的なチェックも含めた
全身の健康を守る習慣づくりを
心がけましょう!

 

 

 

顕微鏡歯科とは何でしょう?

こんにちは。
日光市の沼尾デンタルクリニック です。

そろそろゴールデンウィークの時期ですね。
どのように過ごすか、
予定はお決まりでしょうか。

新生活の疲れが溜まりがちなこの時期ですが、
五月病にならないよう、
上手にストレスを発散していきましょう。

さて、先日通院中の患者さんから
「顕微鏡歯科とは何でしょうか?」
というご質問をいただきました。

「小さな歯を歯科用顕微鏡という装置で、
拡大して治療を行うことです」
とお答えすると、
「精密歯科治療のことですね」と
逆に専門用語が返ってきました。

わかりやすくお伝えしていたつもりでしたが、
「歯科用顕微鏡」
耳慣れない言葉だったようです。

本日は当院で行っている、顕微鏡歯科について、
お話をさせて頂きます。

顕微鏡歯科とは、
肉眼で確認することが難しい細かなところまで、
拡大をして直接見ながら精密な治療を行うことです。

歯科用顕微鏡を使用することにより、
肉眼のおよそ30倍で見えるため、
歯の破折・亀裂・歯石の取り残し等が
はっきりと分かるようになります。

そのため、より精度の高い治療を提供できます。

なお、当院の院長は栃木県で唯一
日本顕微鏡歯科学会認定医でもあります。

現在も定期的に各学術大会、勉強会に参加し、
研鑽を重ねております。

歯科用顕微鏡による精密治療につきましては、
患者さんの状態に合わせ、
必要に応じて提供しております。

他にも、疑問をお持ちの方がいらっしゃいましたら、
些細なことでもお気兼ねなくご質問ください。

【医院からのお知らせ】
2024年5月の矯正外来日は5月12日(日)です。
日本顕微鏡歯科学会に参加するため
5月31日(金)6月1日(土)は臨時休診となります。
5月30日(木)は診療いたします。

巷で噂される歯の話のウソ・ホント

 

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック です。

 

春の訪れを感じ、
新たな始まりに心おどる季節となりました。

 

さて、4月1日は皆さんもご存じの
エイプリルフールです。
この日だけは
「罪のないウソならついてもいい」
ということで、
周囲を楽しませるユニークなウソに
考えをめぐらす方もいらっしゃるでしょう。

 

歯に関する話題や噂のなかには
ウソとは言えないまでも、誤解を招くものや、
不正確な情報が広まっているものが存在します。

 

そこで今回は、
世間で広く信じられている歯の話題を、
医学的な観点から検証していきたいと思います。

 

 

 

 

◆「甘いもの」を食べなければ
 むし歯にならない?

 

大人が小さな子どもに
「甘いものばかり食べていたらむし歯になるよ!」
注意するシーンは
昔からよく見られる日常の一コマです。

 

このような過去の経験から
「甘いもの=砂糖の入った食品を食べなければ
むし歯にはならない」と考える方も
少なくありません。

 

しかし、むし歯の原因になる糖は
ご飯やパン、うどん、果物など、
身の回りにある多くの食品に含まれています。

 

そして、そのどれもが
むし歯を起こす原因となりうるのです。

 

 

 

また、むし歯予防においては
糖分を摂りすぎないことも大切ですが、
それ以上に食後の歯みがきを
習慣づけることが効果的です。

 

 

 

 

◆乳歯は抜けるから
 むし歯になっても問題ない?

 

乳歯は12歳ごろまでに自然に抜け落ち、
永久歯に置き換わることから
「むし歯になっても大丈夫」と
思っている方も少なくないようです。

 

しかし、乳歯のむし歯は子どもの健康や
発育に悪影響を及ぼすため注意が必要です。


 

 

たとえば、乳歯がむし歯になって
食べものがうまく噛めないと、栄養が偏ったり、
あごの骨の正常な発達を妨げたりする恐れがあります。

 

さらに、乳歯は永久歯が正しい位置に生えるための
重要な目印であるため、
むし歯によってその形が変わると
永久歯の歯並びが悪くなることもあります。

 

子どもの健やかな発育のためにも、
幼い時期からむし歯予防に努めることは
非常に重要です。

 

 

 

 

◆歯みがきは強く磨くほど
 歯がキレイになる?

 

お口の中がネバついたとき、汚れを落とそうとして
ゴシゴシと強めに歯を磨いてしまったこと
ありませんか?
確かに、力強く磨いた後はネバつきも取れて、
一時的な爽快感を得られるかもしれません。

 

しかし、このように
力を入れた歯みがきを長く続けると、
歯の表面が削れたり、
歯ぐきが痩せて歯が長く見えたりするなど、
さまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。

 

さらに、強く磨くと歯ブラシの毛先が
すぐに広がりやすく、
結果的に汚れの除去効率が落ちてしまうため
こちらも注意が必要です。

 

歯みがきの適切な力加減は150g~200g程度です。
強く力を入れるよりも、
軽い力で小刻みにブラシを動かすほうが
細かいすき間汚れまで
効果的に落とすことができます。

 

まずは歯医者さんで、
自分にあったブラッシング法を指導してもらいましょう。

 

 

 

 

◆定期的に通院して
 正しい情報をチェックしよう!

 

世間でまことしやかに語られる
歯科の情報のなかには不正確なものも多く、
昔は正しいと言われていた情報が
現在では否定されていることも
少なくありません。


 

 

 

そして、そのような誤った情報は
口内環境の悪化を招くリスクもあります。

 

お口の健康を守るためにも、
定期検診などで正しい情報を入手して、
適切な対処法を実践していきましょう!

 

 

 

デジタル歯科時代

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック です。
最近、近所で引っ越し業者のトラックを
よく見かけるようになりました。
新生活の準備に、
慌ただしくも胸躍らせている様子を見ると、
私たちもエネルギーをもらえるような気がしますね。

忙しい日々でも、しっかりとお口のケアもして、
ぜひ気持ちのよい新生活を
迎えていただきたいと思います。

さて、先日ある研修会に参加してきました。

テーマは『デジタル歯科時代の医院設計』です。

最近は生活の様々な場面で
テクノロジーの進歩による
デジタル化の流れを実感しますよね。

今回の研修では、そんなデジタル化が進んでいる今、
歯科医療はどのように進化・変化をしていくのか
というディスカッションが行われました。

歯科医師だけでなく
歯科技工士、デザイナー、AIソフト開発者が演者となり
それぞれの立場から
歯科医療が変化していく方向性について
活発に意見交換をしながら話し合われました。

すでにスキャナーで型を採り、
cadcamで加工して
歯を作成する技術
が普及していますが、
今後はそこにAIが加わることにより、
さらに大きく変化する可能性
なども発表されました。

目まぐるしい進化の中では
新しいと思っていたものが、
あっという間に古いものになってしまいます。

これからも医療の進化についていけるよう
常に最新の情報を捉えていきたいと思います。

【医院からのお知らせ】
2024年4月の矯正外来日は4月7日です。

「マスクを外した時も」口元で変わる見た目の印象

 

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック です。

 

3月は新生活への準備が始まる時期。
新しい出会いや挑戦に胸を躍らせる一方で、
初対面の人たちとの交流に
不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

 

そんな皆さんに、
新生活の準備としておすすめしたいのが
「お口のメインテナンス」です。

 

今回は口元が相手に与える印象と、
その改善方法についてご紹介していきます。

 

 

 

 

◆「笑顔」と「白い歯」で
 第一印象をアップ!

 

「他人がマスクを外したとき、
外す前と印象のギャップを感じた」
このようなシーンは、コロナ禍において
多くの方が経験されたことでしょう。
このことは、口元の印象が
いかに大きな影響を与えるかを物語っています。

 

では、口元のどこで人の印象が変わるのでしょうか。
これについては、次のような興味深いデータがあります。

 

大手生活用品メーカー「ライオン」が
実施したアンケートによると、
対象となった女性400人のうち、
約9割が第一印象の良い人を
「笑顔の素敵な人」と回答しています。

 

さらに、「歯の白さが人に与える印象」に関する調査では、
同一人物でも歯が白いほうがより親しみやすく、
清潔な印象を与えることが明らかとなりました。

同調査ではさらに、
白い歯が「若々しい」「肌がきれい」といった
イメージアップにつながることも示されています。

 

これらのデータからも、
口元が人の第一印象に大きな影響を与えること、
さらに自信に満ちた笑顔や白い歯が
好印象を与えることがわかります。

 

 

 

 

 

◆まだ間に合う?
 歯科でできるお口のメインテナンス

 

とはいえ、
「これから歯科に通って、
どの程度改善できるのだろう」
疑問を持たれる方も
いらっしゃるかと思います。

 

実際には効果に個人差はあるものの、
歯科のケアを受けることで
さまざまな改善が期待できます。

 

たとえば、歯の黄ばみや汚れが気になる場合は、
歯科のクリーニングで
プラークや歯石、着色汚れなどを取り除いて、
歯がもつ本来の白さとツヤを
取り戻すことが可能です。

 

また、むし歯による歯の変色も、
歯科治療によって改善することができます。

 

 

 

これに加えて、
意外と見落とされがちな
「歯ぐき」のケアも重要です。

本来の健康的な歯ぐきは
ピンク色をしています。

白い歯を引き立て、
華やかな印象を与えてくれますが、
歯周病になると赤く腫れてしまい、
見た目の印象も変わってしまいます。

 

健康的なお口を維持するためにも、
こうした「見た目の異変」に気づいた際には
早めの受診をおすすめします。

 

 

 

 

◆お口のメインテナンスで
 新たな出会いに笑顔と自信を

 

マスクを外す機会が増えるなか、
自分の口元に自信がなく、
新たな出会いに不安を感じている方も
少なくありません。

 

当院では、
そういった皆さんのために
一人ひとりの
お口の状態に合わせて
さまざまなサポートを行っています。

 

 

 

「口元の印象を改善したい!」
などお悩みの方は、
いつでもお気兼ねなくご相談ください。

 

春の新しい門出を前に、
自信の持てる口元・笑顔を
私たちと一緒に目指していきましょう。