万が一に備えて!AEDを買い替え

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニックです。
だんだんと季節が移り変わり、
寒さを感じる日も増えてきました。

体調を崩しやすい時期になりますので、
皆さまも十分ご自愛ください。

さて、もし近くにいる人が
急な体調不良で倒れてしまった場合、
どう対応すればよいでしょうか。

声をかける、救急車を呼ぶなど
さまざまな方法がある中で、
場合によってはAEDの使用が
求められます。

「AED」とは心臓の働きが
停止してしまった人に対し、
自動的に心臓の状態を判断したうえで
一瞬の電気ショックを与え、
正常に戻す機械です。

駅や学校など、多くの人が
集まる場所には設置されており、
当院にも設置しております。

この度、以前からあった
AEDが古くなったため、
新しいものに買い替えました。

また、同時に院内で
AEDの使用方法と救急蘇生法に関する
実習も行いました。

この機械は10数年前から
設置していますが、今まで一度も
使ったことはありません。

これは長年、当院で急に倒れた方が
いないということです。
使わないに越したことはありませんが、
万が一の時のための備えが大事ですよね。

AEDの使用は
ハードルが高いように思うかもしれませんが、
電源を入れればあとは音声に従うだけです。
誰でも使用可能であり、
想像ほど難しくないので、いざというときは
勇気を出して使ってみてはいかがでしょうか。

近隣でAEDが必要な事態が起きた際は、
貸し出しいたします。

【医院からのお知らせ】
私たちと一緒にお仕事をしていただける
歯科衛生士さんは、いらっしゃいませんか?

ブランクがある方も、経験が浅い方も、
少しずつ仕事を慣らしていけば大丈夫です。

仕事内容を前もって
確認していただけるよう
当院の診療見学にお越しください。

見学をしたうえで、 ゆっくりと
検討していただければと思います。

詳細な募集条件等は
ハローワークにて確認できます。

母子ともにリスクが! 妊娠中の口腔ケアの重要性

 

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック です。
秋といえば「食欲の秋」
旬の食材を味わうのが楽しみになる季節です。

 

旬の食材はおいしいだけでなく
栄養価も高いため、
積極的に食事に取り入れたいですね。

 

そんな食事が楽しみな季節だからこそ、
お口のケアも欠かせません。

 

中でも妊娠中の方は
お口のトラブルが起こりやすく、
母子の健康にも悪影響を与えうるため、
特に注意が必要です。

 

そこで今回は、
妊娠中の口腔ケアの重要性について
お話ししていきます。

 

 

 

 

◆痛みや不快感も!?
 妊娠中に起こりやすいお口のトラブル

 

かつては
「一子を得ると一歯を失う」
といわれたほど、
妊娠中は口内にさまざまな問題が
発生しやすくなります。

 

「気分が悪くて、歯が磨けない」
「だ液がネバついて気持ち悪い」
などがその代表例です。

 

 

 

また、妊娠前にはなかった
以下のようなトラブルに悩まされる方も
少なくありません。

 

・歯や歯ぐきに痛みがある
・歯ぐきに腫れや出血がある
・冷たいものや熱いものがしみる
・口臭が強くなる

 

 

 

 

◆なぜ妊娠中にお口のトラブルが起きるのか?

 

その要因のひとつが、妊娠中における
女性ホルモンの分泌量の増加です。
これにより、女性の体には
さまざまな変化が生じます。

 

これはお口の中も例外ではなく、
サラサラだっただ液が粘り気を増し、
つわりによって
歯みがきが困難になるなどして、
普段よりもお口の中を
清潔に保つ力が弱まります

 

また、歯周病菌の中には
女性ホルモンによって
活発になる菌が存在することも、
妊娠中に歯ぐきの腫れや
出血が多くなる一因です。

 

さらに、妊娠後期に入り
お腹が大きくなると、
一度に食べられる食事の量が限られるため、
結果的に食事の回数が増えていきます。
それに応じたケアが不足してしまうことも、
お口のトラブルが増える要因となります。

 

 

 

 

◆赤ちゃんにも悪影響が!?
 妊娠中の歯周病に要注意

 

妊娠中のお口のトラブルは
お母さんだけの問題ではなく、
赤ちゃんにまで影響する恐れがあります。

 

その一例が、早産や低体重児出産です。

 

近年の研究により、妊娠中の歯周病は
早産や低体重児出産のリスクを約2倍~4倍も
高めることがわかっています。

 

これは、歯周病の原因菌や歯ぐきの炎症が、
子宮の収縮に影響を与えるため
考えられています。

 

 

 

このことから、
妊娠中はお母さん自身だけではなく
お腹の赤ちゃんの健康を守るためにも、
お口のケアは欠かせません。

 

 

 

 

◆安定期に入ったら歯科受診を!

 

妊娠中のお口の健康は、
お母さんと赤ちゃん、双方に大切です。

 

妊娠安定期(妊娠16週~27週)に入ったら、
ぜひ歯科医院で検査とクリーニングを受けましょう。
また、安定期であれば
必要な歯科治療を受けることも可能です。

 

 

 

 

定期的なケアでお口の健康を保ち、
安心して出産を迎えられるよう、
私たちも全力でサポートいたします。

 

妊娠中のお口のケアで気になることがあれば、
お気兼ねなく当院へご相談ください。

 

 

 

日本顕微鏡歯科学会の学術大会に参加

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニックです。
一雨ごとに秋の深まりゆく昨今、
いかがお過ごしでしょうか。
夏の疲れが出やすい時期ですので、
くれぐれもお身体を大切になさってください。

さて先日、
こちらの日本顕微鏡歯科学会
第20回学術大会に参加してきました。
https://jamd.or.jp/congress/2024_tokyo/

東京六本木にて、
三日間にわたる会期で開催されました。

ちなみに歯科治療の場で
専門の顕微鏡を用いると、
患部を3~30倍近く拡大し、
肉眼では見えない部分までじっくり観察できます。

そのため肉眼と経験・勘のみを頼りにした
従来の歯科治療と比べ、
下記のような大きなメリットを得られます。
・初期段階のごく小さなむし歯を発見できる
・歯の神経を抜く根管治療において、
感染源の見落としが激減するため
治療の成功率が飛躍的に上がる
 など

僭越ながら、当方は県内唯一の顕微鏡歯科学会認定医です。
https://jamd.or.jp/ninteii.html#tochigi
今後も地域の歯科医療への貢献を図るとともに、
ご来院くださる患者様により良い治療を提供できるよう、
向上心と向学心を忘れず日々取り組んでいく所存です。

話は戻りますが、
六本木での学術大会の内容は、
国内の歯科医師による講演のほかにも、
海外からの招聘講師による講演、
医師による最新外科治療の講演、
名古屋大学文学部教授による
シンポジウムなど、
多岐にわたるものでした。

新たな知見を学ぶこともできたため、
今後の臨床に生かしていこうと思います。

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いらっしゃいませんか?
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お口の衰えは要介護の入り口?「オーラルフレイル」とは

 

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック です。
今年は9月16日が敬老の日ですね。

 

お年寄りを敬い、
長寿を願う日ということで、
ご高齢のご家族へお祝いをする方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

 

年を重ねても若々しく
元気に過ごしたいものですが、
実は、加齢による衰えと
お口の状態には深い関わりがあるのです。

 

そこで今回は、
心身の衰えにつながりうるお口の機能低下、
オーラルフレイルについてお話ししていきます。

 

 

 

 

◆そのお口の変化
 実はオーラルフレイルかも?

 

食事をしていて、以前よりも
「むせやすくなった」
「食べこぼしが増えた」
と感じたことはないでしょうか。

 

 

 

オーラルフレイルとは、
このような日常で感じる
”お口のささいな衰え”のことで、
「健康な状態」と
「お口の機能が低下した状態」の
ちょうど中間に当たります。

 

この段階で適切な対応を行えば、
元の健康な状態に戻れるのが
オーラルフレイルの大きな特徴です。

 

一方で、日常生活において、
このようなささいな衰えは
「年をとれば仕方のないこと」
と軽視しがちで、
そのまま放置してしまう方
少なくありません。

 

 

 

 

◆放置厳禁!
 オーラルフレイルが要介護の原因に!?

 

オーラルフレイルを放置すると、
その先にはさまざまなリスクが
待ち受けています。

 

たとえば、「噛みにくい」という状態が続くと、
人はおのずとやわらかい食品を
好んで食べるようになります。

 

その結果、噛む筋肉がますます弱くなり、
やがて噛めなくなるという
お口の機能低下に至ってしまいます。

 

このように、はじめは
「噛みにくい」「飲み込みにくい」
だったものが、次第に
「噛めない」「飲み込めない」
という機能低下に至ってしまうのが、
オーラルフレイルの怖いところです。

 

さらに、オーラルフレイルは
お口の問題だけにとどまらず、
全身の衰え(身体的フレイル)にも影響します。

 

ある調査では、オーラルフレイルの人は
そうでない人と比べて、
要介護になるリスクが約2.4倍、
4年以内に亡くなるリスクが約2倍になると
報告されています。

 

 

 

オーラルフレイルが原因で
要介護に至ってしまうと、
元の健康な状態に戻すのは難しくなります。

 

したがって、ほんの少しの衰えも
「年のせい」と軽く見ず、
早め早めに対処していくことが肝心です。

 

 

 

 

◆ささいな変化に気づくことから!
 早期対応が大切です

 

食べこぼしや、むせやすくなるほか、
お口の渇き
普段の会話で言葉をはっきり発音できないなど、
これらに身に覚えがある場合は、
オーラルフレイルが疑われます。

 

 

 

 

大切なのは、
オーラルフレイルを自覚したら
早期の機能改善に取り組むことです。

 

いつまでもおいしく食事を楽しみ、
健康的な生活を送るためにも、
早めに歯科医院で相談し、
適切な指導を受けましょう!

 

 

 

コンクール表彰式

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニックです。

立秋が過ぎても、
昼間は汗ばむ日々が続いていますね。
衣替えはまだまだ早いように思えますが、
今のうちに準備しておくことで、
余裕を持って秋を迎えられます。

急な気温の変化にも適応できるよう
早め早めに行動し、体調管理に努めましょう。

さて、先日、日光市役所市民ホールにて
よい歯の図画・ポスター&標語コンクール
表彰式が開催されました。

このコンクールは毎年開催されていて
市内小学校から応募されたものを、
日光歯科医師会にて選定しております。

今年もたくさんの応募があったようで
子どもたちが、よい歯について考えながら
一生懸命作品を作ってくれたと思うと嬉しいです。

式典では、教育長からの祝辞や
歯科医師会長からの賞状授与、
児童代表挨拶
がありました。

また、表彰式の前には
歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の職業を
児童へ紹介する講座
も行われました。

実際に日光市内で活躍している
歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士それぞれが
プレゼンテーションを行い
参加した子どもたちは熱心に耳を傾けていました。

もしかしたら参加した子どもたちの中から
歯科業界のお仕事を志す子も出てくるかもしれませんね。

最優秀作品や優秀作品の展示は1週間行われました。

こうしたコンクールをきっかけに
これからも多くの子供たちが
健康な歯の大切さについて考え
日々の歯磨きや、定期検診に力を入れてくれれば嬉しいです。

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口腔ケアが命を守る!歯周病と心臓病の密接な関係

 

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック です。
8月に入り、いよいよ夏本番となりました。
厳しい暑さが続きますが、
こまめな水分補給と体調管理を心がけ、
この夏を乗り切っていきましょう。

 

さて、8月10日は
「健康ハートの日」です。
810=ハートの語呂にちなみ、
心臓病の予防キャンペーンの一環として
日本心臓財団が提唱しました。

 

日本人の死亡原因第2位の心臓病
歯科とも密接に関わっており、
口腔ケアが不十分だと
心筋梗塞などの重篤な病気に
かかりやすくなることが
わかっています。

 

そこで今回は、
あまり知られていないお口と心臓の意外な関係や
そのリスクについて、詳しく解説していきます。

 

 

 

 

◆歯周病になると
 心臓病のリスクが2倍に!?

「歯周病」と聞くと、
お口だけの問題と感じるかもしれません。

 

しかし、近年は世界各国の研究によって、
歯周病が全身のさまざまな病気と
関係していることがわかってきました。

 

心臓病もそのひとつで、
国内で実施されたある調査では、
歯周病の疑いが強い人は、
そうでない人と比較して
心筋梗塞の発症数が約2倍に上るとの
データが報告されています。

 

 

 

これまで、心臓病の危険因子としては
高血圧や肥満、喫煙などが
主に挙げられていましたが、
ここにきて「歯周病」
無視できない存在であることが
明らかになってきたのです。

 

 

 

 

◆歯周病が心臓に影響するのはなぜ?

 

歯周病と心臓病、
一見すると無関係に思える
この2つの病気に
いったいどのような関わりがあるのでしょうか。

 

そのメカニズムについては、
現在までに次の2つの説が
考えられています。

 

1つは、歯周病菌が血流に乗って心臓へ運ばれ、
血管に炎症を起こすという説です。

 

この炎症によって心臓の血管の壁が厚くなると、
いわゆる「動脈硬化」が進行し、
狭心症や心筋梗塞を引き起こします。

 

実際に、動脈硬化を起こした患者さんの
心臓の血管を調べた研究では、
数種類の歯周病菌が
発見されたという報告があります。

 

 

 

もう1つは、歯ぐきの炎症そのものが
心臓病をはじめとする
全身の病気の引き金になるという説です。

 

歯周病で歯ぐきが腫れると、
その部位からは炎症に関連した
さまざまな物質が放出されます。
これらの物質が心臓に運ばれると、
血管などに悪影響を及ぼすことがわかっています。

 

 

 

 

◆命を守るためにも歯を大切に!

 

生活習慣病の予防といえば、
「食事」「運動」「禁煙」「睡眠」などが
重要視されてきました。

 

これらに加えて
「口腔ケア」も徹底することが、
今後の生活習慣病予防における
大切な取り組みになります。

 

 

健康診断だけでなく、
歯科での定期検診も欠かさずに、
常に良好なお口の状態を目指しましょう!

 

 

 

栃木ブレイカーズ

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニックです。
本格的な夏を迎え、
うだるような暑さが続いていますが、
皆さま夏バテ などされていませんでしょうか。

夏バテで免疫力が低下すると
歯周病などのお口のトラブルも増加してしまいます。
体調管理にはくれぐれも気をつけて、
暑い夏を乗り切りましょう。

日光には栃木ブレイカーズ という
社会人アイスホッケーの
トップチームがあります。
https://www.icebucks.jp/

プロチーム日光アイスバックスOBや、
高校大学の全国大会で
活躍した選手たちが所属しており、
栃木県国体チームにも
多数の選手を輩出しているチームです。

2年前に発足したそのチームの選手には、
無償でマウスガード を提供しています。

マウスガードは、装着することで
運動中に起こりかねない
舌、歯、顎骨などの外傷や
強い噛みしめによる歯の咬耗などを
予防・軽減できます。

そのため、コンタクトスポーツや格闘技はもちろん、
ノンコンタクトスポーツやトレーニング時でも
使用をおすすめしております。

そういった繋がりもあり、
栃木ブレイカーズのユニフォームには
当院のロゴ もプリントしていただいております。

少し前に、年間活動報告と
写真のミニユニフォーム を持ってきてくれました。

今後も当院では
選手の安全を守りながら、
少しでも貢献していこうと思います。

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