歯が痛い・歯肉が痛い・頬が痛い・顎が痛い・舌が痛い・頭が痛い・唇が痛い・鼻が痛い・頬が痛い・顔のあたりが痛い・筋肉が痛い・などなどいろいろな痛みが口や顔、頭にはあります。
またそれらで非常に強い痛みが出て苦労したことがあったり、ずっと慢性的に続く痛みのため日常生活に支障が出たり、痛いほどではないがなんとなく違和感が持続していて気になっていたり、などいろいろな種類の痛み方もたくさんいるのではないでしょうか?
実はそのような痛みをしっかりと診断することは結構、難しいことなのです。
なぜ痛みの診断が難しいかというと、その本人の痛みがどれくらいいたいのかは、ほかの人にはわからないからです。
でも、痛みの本人からすればものすごく苦痛なことになります。
その苦痛をほかの方に分かってもらうためには、やはり上手に伝えないとなかなか伝わりません。
では、どうやって伝えればいいでしょうか?
たとえば
いつごろから痛いのか?
ずっと痛いのか?それとも時々痛いのか?
何もしなくても痛いのか?何かきっかけがあると痛いのか?
一日のうちでいつ痛いのか?朝?夕方?寝ているとき?
痛みの程度はどれくらいなのか?なんとなく変な感じなのかそれとも我慢できないくらい痛むのか?
どこの部分が痛むのか?
痛み出したきっかけは何か思い当たるのか?
このほかにもまだまだ表現することはたくさんあると思いますが、「痛い」というだけでいろいろな情報があるということです。
痛みに関するこれらの情報を的確に多数表現できることによって、痛みの原因診断がしやすくなります。
原因が診断できれば、適切な治療を行うことができ、結果的にその痛みから解放される可能性が高くなります。
痛みが出たときは、一度どんな風に痛いのかを上に記載したことを参考にして考えてみてください。