顎関節症のサプリメント

2007年7月14・15日に日本顎関節学会に参加してきました。
そこで下記の記事にもなっている、顎関節症に効くサプリメントに関する発表を聞いてきました。
顎関節症に悩みを持つ方は多数いらっしゃいます。
様々な治療法もありますが、サプリメントを使うといったことは初めての試みだと思います。
どのような効果が期待できるのか、更なる発表をチェックしていきたいと思います。

三重大学(津市)などの共同研究チームは、20代の女性に多く見られる顎(がく)関節症の痛みを和らげる効果があるサプリメント(栄養補助食品)を開発した。15日に仙台市で開かれる日本顎関節学会で、臨床試験の詳しい結果を発表する。
開発したのは、同大医学系研究科の田川俊郎教授(口腔(こうくう)・顎顔面外科学)と、健康補助食品などを開発・販売する「イシダファーマ」(津市、石田剛社長)。サプリメントは、軟骨の再生作用がある成分と鎮痛・抗炎症作用がある成分でできている。臨床試験では、あごの痛みを訴える患者が減ったといい、今秋には商品化を予定。歯科医などを通じて販売する。
顎関節症は、口を開けると音がする、痛む、口が開かなくなるなどの症状があり、国内に推計約1600万人の患者がいるとされる。米国のホットドッグ早食い大会のチャンピオンとして知られる小林尊さんが顎関節症になったことを自らのブログで告白して話題になった。現在は主に、スプリントと呼ばれるマウスピース状のものを口にはさむなどの治療が行われている。田川教授は「顎関節症の痛みが緩和できるサプリメントは初めて。治療の一助になる」と話している。

http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070714k0000e040065000c.html
記事はこちらより引用しました。

全日空の機内での機長アナウンス

以前全日空の機内で次のような機長アナウンスがあったそうです。

「先のハイジャック事件で、私どもの長島キャプテンが刺されて亡くなりました。
長島キャプテンは社内で指導的な立場にあり、私にとっては人望の厚い上司でした。
長島キャプテンが守り抜いたもの、そして私どもが守り抜かなければならないもの、それは安全運航です。
このような事件が起こったにもかかわらず、当社を選んでくださったことに乗務員を代表してお礼申し上げます。
この飛行機は私が守ります。
ゆるさざれる違法行為者には毅然たる態度で臨みます。
今後とも全日空をご愛顧くださいますよう、よろしくおねがいいたします。」

あなたの口の健康は私が守ります。

歯の衛生週間

6月4日から6月10日までの1週間は「歯の衛生週間」です。
歯の衛生週間とは・・・・・・
「 歯の衛生に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防処置の徹底を図り、併せてその早期発見、早期治療を励行することにより歯の寿命を延ばし、国民の健康の保持増進を寄与することを目的としている。」
という定義です。
かみくだいて分かりやすく言えば、
「むし歯・歯周病を予防して、いくつになっても自分の歯で食べましょう」
ということですね。
虫歯や歯周病は自覚症状がなく進行してしまうので、これを機会に、自分の口の中を久しぶりにチェックしてみてはいかがですか?
ちなみに今年の歯の衛生週間のスローガンは
「ずっとずっと いっしょがいいな 自分の歯」 です。
やはりどんな高価な入れ歯よりも、自分の歯のほうが最高です。

虫歯にならない方法

虫歯にならない方法・・・・それは
「歯についたの汚れを落とす」
これが一番です。
ではどうやったら虫歯にならないように、汚れが落とせるのでしょう?
そのためには「ホームケア」と「プロケア」が必要になります。
ホームケアとは毎日、自分で行うの歯磨きです。
プロケアは定期的に歯科医院で行う歯のクリーニングのことです。
この二つのことを、しっかりと行うことによって90%以上は虫歯の発生を阻止することができます。

歯医者って怖い

口の中が気になるけど怖くて歯医者がいけない人って大勢いると思います。
キーンというドリルの音が嫌い。
歯医者独特の薬のにおいが嫌い。
歯医者が嫌いになる色んな原因があると思います 。
あなたが歯医者が嫌いな理由はなんですか?

歯科苦情相談

ある民間団体が1994年から10年間の歯科の苦情相談をまとめたものが掲載されていました。
歯科の相談件数は医療相談全体の約1割を占めました。
治療内容で相談が多かったもの
1位 入れ歯
2位 虫歯
3位 歯列矯正
内容で多かったもの
1位 痛み、しびれ、マヒ
2位 再治療
3位 かみ合わせ不良
この結果をまとめた民間団体の相談員は
「納得せずに治療を受けてはならない。患者も常識を働かせて、同意できないと思ったら断るべきだ」といっています。
インフォームドコンセント(十分な説明と同意)は常に必要であることを再認識します。