先日も東京から講師を招いて院内研修会を開催いたしました。
今回のテーマは口の中の写真を撮影してその写真を患者さんに見てもらいながら口の中の現状を分かるように説明したり、歯周病の検査をしてその検査結果を分かりやすく伝えどんな治療が必要かを説明することを学びました。
普段から患者さんへは分かりやすいよう説明しようと心がけていましたが、専門的なことを伝えなければいけないのでうまく伝えることは難しかったです。しかし、今回はそれらをいくつか解消できるようなヒントを得られました。
やはり口の中の写真に関しては、普段は自分の口の中はよく見えないところであり、特に上顎の奥歯は自分の目で直接見ることはできません。そのような場所を口の中が良く分かるような写真をデジカメ一眼レフを使って撮影します。その写真を見れば、いま自分の歯や歯肉がどんな風になっているか見ることができます。
また、写真を撮って保存しておくことによって治療の前後の比較ができたり、1年後2年後と時間が経過したときにそのときの口の中の記録として保存しておくことができます。
やはり 「百聞は一見にしかず」 です。
自分の口の中のありのままの状態をデジカメの写真でみてみませんか?
たとえば下のようにこんな感じです。
左の写真が術前、右の写真が術後です。
1本だけ歯が変色していたため、1本だけホワイトニング(ブリーチング)を行いました。
分かりますか?
上顎の真ん中の前歯の左隣の歯です。
このように、写真を撮ることによって自分の歯の状態が客観的に見られるため分かりやすく、
また、術前術後で簡単に比較できることができ治療効果が良く分かると思います。
この方は歯の変色をずっと悩んでおられましたが、この処置によって歯が白くなり大変喜んでいただけました。
(栃木県日光市の歯科 沼尾デンタルクリニックで実際に行われた治療例です。これらの写真は患者さんご本人の承諾を得て公開させていただいております。もちろん個人を特定できるものは一切掲載しておりません。)