テレビ、新聞、雑誌、ネットなどでもここ最近目にするのがこの「初期虫歯」です。
皆さんは初期虫歯ってどんな病気なんだろうって思われているのではないでしょうか?
初期虫歯とはさまざまな見解はあると思いますが、ザックリいえば
「 健康な状態ではないけど、削って詰めるほどでもない 」
という状態だと思っていいのではないかと思います。
それでは自分の歯が「 健康な状態ではないけど、削って詰めるほどでもない 」 だった場合どうしたらいいと思いますか?
1.痛くないから放っておく → 初期虫歯とは健康から虫歯という病気の途中経過の状態です。放っておけば残念ながら虫歯という状態へ進行してしまい痛みが出てきます。
2.痛くなる前に削って詰めてしまう → 削って詰めるほどでもないものを削ってしまうのはもったいない。最小限の治療が歯の寿命を延ばします。
3.それならどうする? → 初期虫歯が削って詰めるところまで進行しないような対応策をとることがいいと思います。
あなたならどの方法を選択しますか?
初期虫歯の対応策は様々な方法があります。そのような方法の最新の情報収集のために定期的にセミナーに参加しています。
今回は景山正登先生のセミナーを受講してきました。スタッフと数年前に受講した事はありましたが、以前から進歩しているところもあり、新たな知識を身につけることができました。
初期虫歯の対応策としては、これもまたザックリ言えば
1.歯ブラシ・歯間ブラシ・フロスなどで歯についている汚れをきれいに毎日落としていくこと
2.定期的に歯科医院で初期虫歯のチェックを受け、歯のメンテナンスをしてもらうこと
このふたつが絶対に必要なこととなってきます。
そのほかには個人個人の生活習慣、虫歯になりやすさの虫歯リスク、フッ素などの使用状況などが影響してくるため定期的に歯科医師や歯科衛生士と相談していくことが大切になってきます。