いつも通院していただいている患者さんから8月上旬に「サギソウ」の鉢植えを頂きました。
頂いたときには下の写真のように少しつぼみができているような状態でした。
8月中旬には白くて綺麗な花が咲きました。
患者さんのご自宅でもたくさん咲いたそうなので、摘んで持ってきてくださいました。
待合室に飾らさせてもらいました。
このような素敵なものをいただけるなんて、本当にありがとうございます。
頂いた方いわく 「鉢植えはそのままにしておけば来年も咲きますよ。」 とのこと。
来年も見られると思うと楽しみです。
この前は歯科衛生士専門学校のオープンキャンパスと学校説明見学会のことを書きましたが、今度は往診先の病院で看護学生募集のポスターを見つけました。
医療の現場こそマンパワーが必要ですね。献身的な看護はいつ見ても頭が下がります。
これは准看護学校の学生募集のポスターですね。
栃木県内には宇都宮市・鹿沼市・佐野市・足利市・那須塩原市にあるようですね。
歯科衛生士とは歯科医療を行っていく国家資格です。その資格試験をパスするために通学する学校が歯科衛生士専門学校になります。
その歯科衛生士専門学校でオープンキャンパス・学校説明見学会が開催されるようです。
栃木県宇都宮市にある宇都宮歯科衛生士専門学校です。
今年はあと8月17日と9月24日に行われるようです。
歯科衛生士の主な業務は以下の三つです
1.歯科予防処置 : むし歯や歯周病から自分の口の中を守るために、予防処置を行います。むし歯が進行してしまうとあのドリルで削らなければなりませんが、予防処置をしっかり受けてむし歯予防をしておけばあのドリルで削られることもなくなります。
2.歯科診療補助 : 歯科治療に使用する器具や消毒や管理。円滑に治療が進められるようサポートをしていきます。
3.歯科保健指導 : うまく歯磨きができないときの歯ブラシのやり方のアドバイスや、日常生活で虫歯や歯周病になりやすいことを改善できるような相談役にもなります。
宇都宮歯科衛生士専門学校では中学生や高校生にもポスターを作製して呼びかけています。沼尾デンタルクリニックでも院内見学や中学生のマイチャレンジ、職場体験等などのご相談をどうぞしてみてください。
歯科衛生士さんになって虫歯や歯周病のない健康な人をたくさん増やしてみませんか?
日光とくとく商品券は11,000円分の商品券が10,000円で購入できる商品券です。
つまり、10%のおまけがついてきます。
1,000円の商品券の11枚綴りを1万円で購入します。
商品券の販売場所は商工会議所、社会協議福祉会、観光協会、日光市内の大型スーパーなどで販売しています。
発行総数は4万セットです。商品券は売切れ次第で発売は終了となります。
商品券の使用期間は平成23年8月1日から12月31日までとなってます。
今回は商品券の売り上げの一部を東日本大震災への義援金となります。
また、総額350万円の賞品が当たるお楽しみ抽選券もついてきます。抽選日は平成24年1月21日です。
沼尾デンタルクリニックでは歯ブラシ・はみがきこ・キシリトールガム・デンタルフロス・入れ歯洗浄剤・音波歯ブラシなどの購入が、この商品券が使用できます。
ご利用ください。
商品券のお問い合わせは下記までどうぞ。
日光商工会議所今市事務所 0288-30-1171
日光商工会議所日光事務所 0288-50-1171
日光商工会議所鬼怒川事務所 0288-70-1171
足尾町商工会 0288-93-2267
東日本大震災の影響を受け節電対策として院内照明を少なめにしていましたが、今回はエアコン使用量を控えるためにスタッフの白衣も暑い時期は涼しいものへ衣替えをしました。こまめに水分補給をするなどして熱中症対策も院内で申し合わせしております。
そのため院内は少し設定温度は高めですがご理解ご協力をお願いいたします。
記念にスタッフで写真を撮りました。スタッフ紹介のページはこちら
8020運動とは「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。厚生労働省と日本歯科医師会が提唱している運動です。
なぜ、80歳でも20本以上の歯を保とうという運動が提唱されているかというと、健康寿命が延びる可能性があるからです。
健康寿命とは健康で明るく元気に生活する期間のことで、寝たきりや痴呆にならないで生活していける期間のことです。
では、どうして自分の歯が残っていると健康で生活していけるのでしょう?
その答えは8020の調査研究がされた結果があります。
ひとつは20本以上歯が残っている人は、総入れ歯の人より4倍も良く噛め、QOL(生活の質)を高めているとの結果があります。
ふたつめは20本以上歯が残っている人のほうがバランス能力、俊敏性、脚力などの運動能力が高く、自力歩行ができたり転倒しにくいということがいえます。
みっつめは視覚や聴覚も歯が残っている人のほうが良好であったとのことです。
これらのことより20本以上歯を残しておくと健康寿命が長くなります。
先日、日光歯科医師会主催の健康フェスタで80歳で20本以上歯が残っている方の表彰式を行いました。そのときに参列された方は80~90歳とご高齢の方々でしたが皆さん元気で、一緒に見ていた職員の方々も「とても80歳以上の集団には思えないほど若々しい!」と絶賛しておりました。
しかし、80歳で20本以上歯がある人の割合はおおよそ10人のうち1人程度です。若いうちから虫歯や歯周病などによってどんどんはがなくなってしまう方が多いため、80歳になったときは10人中9人は自分の歯が20本未満になっています。
80歳でも自分の歯を20本以上保つには今から虫歯と歯周病の治療と予防をしっかりとやっておかないと、達成することは難しいものになります。
ジャーナルクラブという歯周病の勉強会で症例のプレゼンテーションを行ってきました。
都内で開催されましたが、千葉・長野・石川・栃木など遠方からも集まってきた先生方や、歯周病の専門医・指導医のライセンスを持つ先生方へのプレゼンテーションでした。
プレゼン後はそれらの先生方からさまざまなご意見をいただき大変勉強になりました。治療内容に対するアドバイス、治療方法のほかの選択肢、予後の予測、メンテナンスのコツなどの話が聴けました。そのため今までの私の治療に新たなオプションが増え、より患者さんにあった治療方法を提供できるのではと思います。
私のプレゼンの前後には英語の論文を抄読して発表もあり、海外の研究についても大変勉強になりました。
勉強会の後の懇親会でも更に意見交換を行い、有意義な時間を過ごせました。
勉強会の前には日比谷公園内のレストランでランチ。天気もよく気持ちよかったです。
みなさんのイメージの歯科治療は痛みが出たり歯肉が腫れたりしてから、歯を削ったり抜いたりするものではないでしょうか?
歯を抜いたり削ったりすることは誰もがやって欲しくないことだと思います。しかい、むし歯や歯周病が進行してしまうと削ったり抜いたりしなくてはいけないのが現状です。
歯を抜いたり削ったりすることから開放されるためには、むし歯や歯周病の進行を止めて症状が出ないような状態を維持していけばいいのです。
そのような歯の健康を維持して、むし歯や歯周病の進行からお口を守るための勉強会に行ってきました。
宇都宮にて日本ヘルスケア歯科学会主催のセミナーに参加してきました。予防歯科の主役である歯科衛生士さんの発表や参加者が多数いました。
日本ヘルスケア歯科学会の設立趣旨の一部を抜粋すると
「幸いなことに、ヘルスケアの先進国では、従来の修復・補綴に重きを置いた歯科医療から、健康な歯列を守り育て生涯にわたって人々の健康のパートナーとなる歯科医療へと、その転換が始まっている。まず私たちは、これまでに蓄積された多くの研究の成果を臨床的な観点から取捨・統合し、臨床に役立つ情報として整理することから始めたい。歯科疾患を未然に防ぎ、すでに発症した疾患については、原因療法を怠ることなく効果的に治癒させ、また修復においても生物学的な因子に配慮して再発を防止し、生涯にわたって健康な歯列を維持するための歯科医療を実現することは、すでに手の届くところにある。」
ということです。難しくてわかりにくいのでザックリとした言葉にしてみると
「予防歯科の先進国では抜いたり削ったりの歯科医療からむし歯や歯周病を予防して自分の歯をずっと使っていくようになっています。そのような先進国や研究データなどを参考にして、自分の歯を守る予防歯科の医療を患者さんへ提供していきましょう。」
といった感じです。
具体的には以下のことを原則として行っていくことにより、いつまでも自分の歯を使い続けられるようにしていきます。
痛くなってからあわてる前に、日ごろからしっかりとお手入れしておけば自分の歯も長持ちします。
これを裏付けるデータがあります。
セミナー終了後は懇親会も開催され、そこでもさまざまな情報交換ができました。
朝から夜まで充実した1日でした。
6月4日~10日までの1週間は歯の衛生週間です。
歯の衛生週間とは 「いくつまでも自分の歯を使っていけるよう正しい知識を知って歯の健康を守りましょう」 ということを推進する期間です。
難しく言えば、 「厚生労働省・文部科学省・歯科医師会が主催となり、歯の衛生に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防処置の徹底を図り、併せてその早期発見、早期治療を励行することにより歯の寿命を延ばし、国民の健康の保持増進を寄与することを目的としています」 ということになります。
自分の歯を長く持たせるためには、むし歯や歯周病が進行しない様に予防していくことが大切になります。歯が痛んだり歯肉が腫れたりなどの症状が出る前にむし歯や歯周病の予防を行っておくと良いです。そしてむし歯や歯周病を予防するスタンダードな方法としては、毎日行うホームケアと定期的に歯科医院で行うメンテナンスの両方を行っていくことが大切になってきます。