
1月休診日情報



こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニックです。
12月に入り、
街はすっかりクリスマスカラーに彩られました。
クリスマスにはご馳走やケーキ、プレゼントなどで
心温まる時間を過ごされる方も多いのではないでしょうか。
子どもたちに笑顔を届けるサンタクロースのように、
私たちも歯の健康を守ることで
皆さんを笑顔にしていきたいと思います。
さて、皆さんの健康サポートのため、
進歩する医療の知識を取り込む機会を持つことは
欠かせません。
先日も、インプラントの研修会を受講してきました。

講師は⽇本⼤学⻭学部教授の方で、
インプラント治療の現状、
治療後にトラブルがあった場合の対応、
⾼齢者のインプラントにはどう対応したらよいか、
と多岐にわたる内容でした。

また、この研修会の主催は
⽇本⼤学⻭学部・松⼾⻭学部同窓会栃⽊県⽀部だったため
⽇本⼤学同窓会栃⽊県⽀部⻑の福⽥知事に
ご挨拶に来ていただけました。

当院に来院される患者さんの中にも
インプラントをされている方が多くいらっしゃいます。
今回学んだことを活かし、
より一人ひとりに合った治療やケアの提供に
つなげていきたいと思います。
年末年始は公私ともに忙しくなる方も
いらっしゃるでしょうか。
時間に追われる日々でも健康管理をおろそかにせず、
元気に新しい年をお迎えください。
【医院からのお知らせ】
この度、WEB予約ができるようになりました。
今のところ受診歴のある⽅を対象に、WEB予約できます。
https://dentnet-book.genesis-net.co.jp/716numao
HPトップページから予約フォームがあります。
今まで通り、お電話による予約受付も⾏っております。
その場合は診療時間内のお電話をお願いいたします。
お昼休憩中は電話対応をお休みしております。
お電話は診療時間内にお願いいたします。

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック です。
12月は古くから「師走」と呼ばれますが、
これはお坊さんが走り回るほど忙しくなることが
由来のひとつとされています。
年末に向けて公私の予定も重なり、
私たちも何かと慌ただしく感じる季節です。
忙しい合間を縫って、
「今年のうちにむし歯を治しておきたい」
と考えている方も多いのではないでしょうか。
実は、むし歯治療において
見た目を損なわず、
歯の負担も小さく済む方法があります。
◆白くて自然!
CR(コンポジットレジン)とは
むし歯は治したいけれど、
「治療のあとが目立ってしまうのはちょっと…」
と気にされる方は少なくありません。
このようなお悩みに応えるのが、
自然な見た目に仕上がる
「CR(コンポジットレジン)」
というつめものです。
CRは歯科治療用の白いプラスチック素材で、
保険診療でも広く用いられています。
最初はやわらかいペースト状ですが、
むし歯を削った部分につめて
特殊な光を当てると固まり、
歯にぴったりとなじんでいきます。

主に小さなむし歯や
前歯のむし歯の治療に使用され、
治療のあとがほとんど目立たないのが特徴です。
◆見た目だけじゃない!
歯の健康を守るCRの魅力
CRは「白くて自然な色合い」という点が
注目されがちですが、
実はそれ以上に大きなメリットがあります。
それは
「健康な歯をできるだけ削らずに残せる」
という点です。
例えば、金属のつめものの場合は、
外れないようにするために健康な部分も
ある程度削る必要があります。
一方で、CRは歯に直接接着するため、
むし歯の部分だけを削って
つめることが可能です。

一度削った歯は元には戻らないため、
削る量を抑えることで歯の強度を保ち、
寿命を延ばすことにもつながります。
そのほかに、歯の型取りが不要で
その日のうちに治療が完了できる手軽さも、
CRの嬉しいメリットです。
◆知っておきたいCRの注意点
短時間で治せて見た目もきれいなCRですが、
いくつか注意したい点もあります。
まず、金属やセラミックに比べると
強度が劣るため、大きなむし歯の治療や
強い力がかかる部位にはあまり適していません。
また、水分を吸収する性質があるため、
長く使っているうちに少しずつ変色や
段差が生じることがあります。
こうした特性と個々の歯の状態や
かみ合わせなどをもとに、
CRが適しているかを判断していきます。
◆最適な治療法をご案内します
CRは多くのメリットを持つ治療法ですが、
むし歯の大きさや部位によっては、
より強度のあるつめもの(金属・セラミック)が
適している場合もあります。

当院では、それぞれのつめものの
利点と欠点を丁寧にご説明し、
患者さんのご希望も伺いながら、
最適な治療法を一緒に考えていきます。
つめものについて気になることがあれば、
どうぞお気軽にご相談ください。

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニックです。
七五三の時期を迎え、
神社などでは晴れ着に身を包んだ
かわいらしいお子さんの姿を
目にするようになりました。
子どもたちの健やかな成長を祝いながら、
私たちもまた日々の診療に励み、
成長を続けていきたいと思っております。
そのような思いから、先日は
2nd YOUNG Dental Innovators’ Meeting 2025
―世界に羽ばたく若手歯科医師が横浜に集結―
に参加してきました。

若手歯科医師による様々な分野の
プレゼンテーションがメインのイベントで、
中堅の歯科医師がモデレーターとなって進行する
先進的な技術についての講演を聴講しました。
最新の技術と知識を駆使した治療例の数々には
目を見張るものがあります。

最新の治療法だからといって、すべてが良いものだとは限りませんが、
拝聴した治療例は論文などの科学的根拠も伴っていて、
将来の歯科治療の可能性を感じさせるものが多くありました。

現代テクノロジーの進歩が、
歯科界にも浸透しており、
今まで不可能だったことが簡単に
できるようになっている分野も多々ありました。
講演会場の隣には、各企業のブースがあり、
その最先端の治療機器に実際に触れながら
詳しい説明を聞くことができました。
しかし、それらの先端技術も
一から突然生まれたわけではありません。
先人たちの確立した治療法をベースに
改良を重ねたものですから、
安定した結果が得られる現在の治療法も
敬意を払うべきものだと改めて感じました。

朝8時からのモーニングセミナーから、
横浜の夜景が見られる時間まで、
2日間たっぷりと知識を吸収することができました。
また、振り返り配信もあるため、
聴講できなかった講演も拝聴したいと思います。
医院を休診にして参加したため、
患者の皆様にはご迷惑をおかけいたしました。
この日得た知識は日々の診療へ活かし、
よりよい治療へと繋げて参ります。
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その場合は診療時間内のお電話をお願いいたします。
お昼休憩中は電話対応をお休みしております。
お電話は診療時間内にお願いいたします。

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニック です。
11月17日は肺がんへの理解と
予防意識を高めるために定められた
「肺がん撲滅デー」です。
肺がんの主な原因とされるタバコは、
全身のさまざまな病気のリスクを高めることが
知られています。
その影響は、お口の中の病気も
例外ではありません。
◆ヤニ汚れより怖い!
タバコが奪う” 歯の寿命”
タバコによるお口トラブルといえば、
「ヤニ汚れ」や「口臭」を
イメージされる方も多いでしょう。
しかし、タバコの害で本当に怖いのは、
歯の寿命そのものを縮めてしまうことです。
ある調査では、70代の喫煙者は
非喫煙者よりも平均で約8.5本も
歯が少ないという結果が報告されています。

その背景にあるのが、
歯を失う原因で最も多くの割合を占める
「歯周病」の存在です。
喫煙はこの歯周病の進行を早めるだけでなく、
歯周病治療の効果まで下げてしまいます。
この二重の悪影響によって、
タバコを吸う人ほど
歯を失うリスクが高まってしまうのです。
◆知らないうちに進む喫煙の”二重ダメージ”
タバコが歯周病の進行を早める主な原因は、
煙に含まれる3 つの有害物質
(ニコチン・一酸化炭素・タール)です。
・ニコチン:血流を悪化させ、歯ぐきを栄養不足にする
・一酸化炭素:体を酸素不足にして、歯ぐきの抵抗力を奪う
・タール(ヤニ):歯の表面にこびりつき、
歯周病菌がつきやすい環境をつくる

こうした影響が重なることで、
歯ぐきが本来持つ「細菌と戦う力」や
「傷を治す力」が徐々に奪われていきます。
その結果、タバコを吸う人は
吸わない人に比べて
歯周病のリスクが約5.4 倍に上昇するほか、
治療の効果も半分程度まで
落ちることがわかっています。
さらに問題なのは、血流の悪化によって
歯ぐきの腫れや出血といった
歯周病特有のサインが出にくくなる点です。
そのため、喫煙者は自覚がないまま
歯周病が重症化してしまい、
やがて歯がぐらついたり、
抜けてしまったりするおそれがあります。
◆”禁煙”が無理でも諦めない!
今からはじめる歯周病ケア
歯周病だけでなく、全身の健康のためにも
「禁煙」がベストの選択です。
とはいえ、
「わかっているけど、今すぐの禁煙は難しい」
という方も多いでしょう。
大切なのは、すぐに禁煙ができなくとも、
タバコのリスクを理解したうえで
今できる歯周病ケアを欠かさないことです。

ご家庭での丁寧なセルフケアと、
歯科医院での定期的なケアを継続しながら、
タバコの影響を少しずつ減らしていきましょう。

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニックです。
今年もハロウィンの季節がやってきました。
あちらこちらでカボチャやオバケなどの
賑やかな装飾が見られ、
楽しい気分になりますね。
甘いお菓子やパーティーも楽しみですが、
食後の歯のケアも忘れないようご注意ください。
歯の健康を守りながら
楽しいハロウィンを過ごしてくださいね。
さて、当院では予防・メンテナンスのための
設備にも力をいれています。
その一環として先日、
キャビトロンを追加購入しました。
キャビトロンは、歯石を除去するための機器で、
振動が少なく、痛みや不快な音もあまり出ません。
このキャビトロンは、
去年、一昨年にも1台ずつ導入しており
このブログでも紹介していました。
今回の追加で、4台の治療台すべてに
常設することができました。


去年のブログでも、
こちらの機器での治療を希望する方が多いと
お話ししましたが、
今回の追加も、患者さんの
「痛くない」という好評の声が多かったことから
決断しました。
定期的な歯科医院でのケアには、
患者さんにも積極的に取り組んでほしいと考えています。
ですが医院としても可能な限りの工夫で、
より気軽に来院いただけるよう
これからも設備の更新や工夫に力をいれてまいります。
歯科治療に使われる機器の
振動や音が苦手で体がこわばってしまう、
痛みが嫌で歯石除去を受けていない、
という方は、キャビトロンでの治療を
是非一度お試しください。
【医院からのお知らせ】
この度、WEB予約ができるようになりました。
今のところ受診歴のある⽅を対象に、WEB予約できます。
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HPトップページから予約フォームがあります。
今まで通り、お電話による予約受付も⾏っております。

こんにちは。日光市の沼尾デンタルクリニックです。
今年は秋の味覚であるサンマが大漁です。
サンマなどの青魚に多く含まれるDHAは
認知症予防にも役立つ可能性 があるとされ、
積極的に摂りたい栄養素のひとつです。
実は認知症には食事や生活習慣だけでなく、
お口の健康も深く関わっていることが
わかってきています。
◆歯が減ると記憶力が落ちる?
~歯の本数と認知症
年齢を重ねると歯の本数が減り、
これにより噛む力が弱まってしまいます。
噛む力が弱まると、食事や体調面だけでなく、
「認知症」の発症にも影響することが
多くの研究で示されています。
ある研究では、65歳以上で歯がほとんど残っておらず、
入れ歯も使っていない人は、
20本以上ある人に比べて認知症のリスクが
約1.9倍も高いという結果がでています。

「噛む」という行為は
単に食べものを細かくするだけでなく、
あごの筋肉を動かして
脳に刺激を届ける役割も担っています。
歯が減ってしっかり噛めなくなると、
脳への血流や刺激が減少し、
その働きが弱くなってしまうわけです。
◆歯周病は「アルツハイマー型認知症」の
引き金に
近年は歯の本数だけでなく、
歯周病も認知症に
影響を与えることがわかってきました。
別の研究では、歯周病の人はそうでない人と比べて、
アルツハイマー型認知症のリスクが
約1.7倍も高いと報告されています。
アルツハイマー型認知症は、
脳に「アミロイドβ」という
老廃物のようなものが溜まり、
記憶力や判断力が低下していく病気です。
実は、歯周病菌が体に入り込むと、
アミロイドβが作られやすくなり、
認知症のリスクを高めるおそれがあるのです。

◆歯が20本あれば割引される保険商品も!?
こうした研究結果は、
医療以外の分野でも活用されはじめています。
最近では、ある生命保険会社が
70歳以上で歯が20本以上残っていれば
保険料を割り引く、という
認知症保険の商品を発売した例もあります。
このように、お口の健康と
将来の健康リスクのつながりが
より一層社会でも認識されてきています。
◆「人生100年時代」の今、できること
「いつまでも自分らしく元気に過ごしたい」
というのは多くの人に共通した願いであり、
その実現には”お口の健康”が欠かせません。
歯や歯ぐきを守ることは認知症のみならず、
糖尿病や心臓疾患、脳卒中の予防にも
役立つといわれています。
日々のセルフケアに加え、
定期的に歯科を受診してお口の環境を整えることは、
健康寿命を延ばす第一歩です。

未来の自分、そして大切な家族のためにも、
今日からできることを一緒にはじめていきましょう。
