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歯を抜かずに保存する勉強会の1年間の研修が終わりました。

先日、1年間続けてきた歯周病の勉強会が終わりました。歯周病専門医であるスウェーデンデンタルセンター弘岡秀明先生に講習・実習・症例報告などの研修を行い行い指導していただきました。

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今まで保存できずに抜歯になるような歯も、できるだけ残せるようにしていきたいと考えています。ただし弘岡先生もお話していましたが、全ての歯が残せるわけではなく、重症化しすぎた歯はやはり治療の限界があり抜歯とせざるを得ないこともあります。抜かないといけないほど重症化して欲しくないですね。

  自分の歯を長く使っていくためには、まずはしっかりと歯周病の治療を行わなければなりません。その後は歯に汚れがついてしまうとすぐに歯周病は再発してしまうので、毎日のハブラシ等を行って歯の汚れを丁寧に落としておくことと、定期的に歯科医院でのチェックと歯ブラシでの磨き残しのクリーニングを行っていくことが、自分の歯を守っていく重要なことになります。「痛くなったら歯医者に行く」では重症化してしまいます。「痛くならないよう歯医者でメンテナンス(お手入れ)をする」といった感じでないと自分の歯を守っていくことはできません。

そこまで治療とメンテナンスを行っても不幸にも自分の歯を抜くようなことがあれば、なくなった部分だけに対してインプラントという選択肢も検討しても良いかと思います。

無事に1年間の研修の最後に帝国ホテルにて卒業式が開催されました。無事に私も終了証をいただくことができました。写真はそのときのものです。

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これからも年数回の弘岡先生主催の勉強会があるので、そちらへは継続的に参加をして勉強を続けていきたいと思います。


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歯周病の再生療法

歯周病とは専門用語では歯周炎と呼ばれ、昔は一般的には歯槽膿漏などと呼ばれていた病気のことです。

歯周病は成人の80%以上の人にあるとも言われており、むし歯と並んでとても罹患率の高い病気です。80%以上といえば10人いれば8,9人は歯周病ということです。

とくに40歳以降では歯を失う原因はむし歯よりも歯周病のほうが多いといわれています。しかしながら、若い方にも歯周炎は発症します。若年性歯周炎といわれる病気もあり、その歯周炎は10代から発症します。

そのような歯周病とはどんな病気なのでしょうか?

歯周病は歯そのものを冒すことはありませんが、その歯を支えている歯肉や顎の骨を痩せさせたり溶かしてしまう病気です。その結果、むし歯のない健康な歯でもグラグラとなって抜けてしまう恐ろしい病気です。

歯周病の原因は口の中で歯周病菌が増殖していき、歯肉を痩せさせ骨を溶かしてしまいます。

歯周病を治すためにはその原因となっていた歯周病菌を減少させて、再び増殖しないよう警戒監視していくことが大切になります。

それでも一度溶けてしまった骨は元通りにはならないため、少しでも溶けてしまった骨を復活させるために治療法の1つに歯周病の再生療法があります。

先日、その歯周病の再生療法についてレクチャーを受けてきました。講師はスウェーデンデンタルセンターの弘岡先生です。

2日間の講習会の最後にCertificateをいただきました。

スウェーデンデンタルセンター弘岡秀明先生よりCertificateをいただきました。 

全ての歯周病に適応できるとは限りませんが、条件がそろえばとても有効な治療法です。

共同通信社にも弘岡先生の再生療法の記事が取り上げてありますのでご参照ください。


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たばこ(喫煙)と歯周病の関係は?

Question 喫煙が歯周病を悪化させると聞きましたが、禁煙すれば歯周病は治りますか?

Answer  それだけでは治りません。禁煙に加え、プラークや歯石を完全に取り除くことが大切です。

 喫煙と歯周病との関係は密接で、喫煙者は①歯周病にかかりやすく、②悪くなりやすく、③治りにくいことがわかっています。特に1日の喫煙本数や喫煙を続けてきた年数が多くなるほど、その傾向が高まります。

 タバコの煙のなかには約4000種類の化学物質が含まれ、そのうち約2000種類が有害物質で、さらにそのなかのニコチン、タール、一酸化炭素が3大有害物質です。

 タバコを吸うと、煙が口のなかに入り込みますので、これらの物質が、歯の周りで歯を支えている歯ぐき(歯肉)、骨(歯槽骨)、歯根膜などに悪影響を与えるのです。そのなかで一番大きなものは、体をまもる免疫の仕組みがきちんと働くのを妨害することです。そのために、歯周病の原因となるプラークのなかの病原菌の感染を許していしまいます。そしてこの病原菌は歯周病を発症させ、歯の周りの組織を破壊するのです。また歯ぐきの毛細血管が必要以上に収縮して血行を悪くしたり、歯のまわりの細胞たちの動きを悪くして、治療後の傷の治りを遅くしたりします。

 そのため、歯周病予防や、歯科医師による治療が円滑に進むのを助けるためには「禁煙」が必要です。では、禁煙すれば歯周病が治るのかというとそうではなく、それはあくまで、歯の周りの組織にとって不利な条件のひとつを取り除いたのに過ぎません。治ることはないのです。きちんと治すためには、禁煙に加えて歯周病の直接的な原因のプラークや、それが固まった歯石を完全に歯の表面から取り除かなければなりません。


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歯周病と歯槽膿漏の違いは?

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歯周病の治療で手術をすることがあるのですか?

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まだ高校生なのに、歯周病になるのでしょうか?

Question 先日、歯医者さんに行ったら、歯周病と診断されました。まだ高校生なのに、歯周病になるのでしょうか。

Answer 厚生省(当時)の調査では、15~24歳の年齢層の約65%が歯周病だということです。

 歯周病は若い方でもなります。歯周病にかかっている歯の数や進み具合は、高齢者より少ない場合が多いのですが、なかには、かなり重度な症状を引き起こすこともあります。

 たとえば、思春期の第2次性徴期の頃は、性ホルモンの分泌が不調和になりますが、そのとき口の中の清掃状況が悪くて歯肉炎があると、それが悪化して、腫れのひどい思春期性歯肉炎になることがあります。この病気は歯みがきで予防でき、かかってしまっても、歯科医院で比較的短期間で治せます。

 また、思春期の1000人に1~3人程度に凶悪な歯周炎が起こる場合があります。以前は若年性歯周炎、現在は侵襲型歯周炎と呼ばれているもので、前歯や奥歯の周囲の歯を支える骨や付近の組織が壊され、その症状が急速に進んでいくのが特徴です。永久歯がグラグラしたり、歯ぐきが腫れたりして気づくことが多いようです。場合によっては多くの歯がこの病気になり、10代で大切な永久歯をどんどん失うことになります。

 このタイプの歯周病は、男性より女性に3倍多く、家族で同じ病気にかかる場合もあることから、遺伝が関与していること、そして免疫を担当する白血球の機能低下も知られています。すぐに歯科医院に行き、しっかり治療を受けないと治すことはできません。

 このように、若い世代に特徴的な歯周病もありますが、その背景にあるのはやはりお口の中の管理不足です。毎日の口の中の健康状態のチェックや歯みがきの励行が歯周病予防に重要なことは、世代を超えた大原則です。


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歯との付き合い方 青年期以降編

-むし歯より歯周病が大問題!-

むし歯は、生えはじめてから年数のたっていない歯ほどかかりやすく、そして、唾液の中に含まれている成分が歯の表面をだんだん硬く、強くしていきます。ですから、むし歯に対しては、青年期以降は抵抗力をもつようになります。

しかし、それとは裏腹に、そのころになると歯ぐきのほうに問題が生じてきます。

つまり、歯周病が少しずつ出てくるようになるのです。

━成人の75%が歯周病!━

歯周病はむし歯と並ぶ歯科の二大疾患です。日本人で、成人の75パーセント以上のヒトが歯周病で、さらには35歳以上で歯周病のない健康な歯肉(歯ぐき)をもつ人は、100人に1人もいないといわれています。

歯周病は、人類の歴史のなかでも古くからある病気で、古代遺跡から発掘された頭蓋骨からは、歯周病にかかっていただろうと思われる痕跡が発見されています。紀元前1300年にはもう、歯周病予防のために歯をきれいにする試みがあったという記録が残っています。

-歯肉炎と歯周炎-

歯周病には、歯肉炎と歯周炎があります。簡単にいうと、炎症が歯肉部にのみ見られるものを歯肉炎といい、炎症が歯肉よりもさらに深く影響して、歯根膜や歯槽骨が破壊されている場合を歯周炎といいます。

このような歯周病の約9割は「成人性歯周病」と呼ばれるもので、幼児に発生することは、たいへんめずらしく、しかし、青年期以降の人にはきわめて多くなります。歯周病がどのように起こるのかを、戦争にたとえて次回に説明してみましょう。

-歯周病を戦争にたとえてみると-

敵は、もちろんプラーク内に住んでいる歯周病の病原菌です。からだを守る味方の防衛軍として、いろいろな細胞や物質が働いています。

敵にいちばん近い前線は、歯肉の上皮部、とくに歯と接している部分です。ここでは、好中球という白血球の一種がパトロールしています。好中球は非常に速いスピードで現場に到着し、「貪食能」(食べて殺してしまう)という武器によって敵をやっつけることができるのです。

しかし、このパトロール隊には、軍隊の本部(免疫システム)と無線連絡する装置がありません。

前線をパトロールしているもうひとつの細胞は、大食細胞(マクロファージ)です。このパトロールカーはそれほどスピードは出ませんが、本部と無線連絡を取ることができます。また、この大食細胞は、好中球と同じように、細菌を食べる貪食能によって、敵をやっつけることができます。

敵の数が多くて、手に負えなくなると、車についている無線を使って、本部へ敵の襲来を知らせます(これを抗原提示といい、免疫反応がスタートします)。

連絡を受けた本部は、急遽、軍隊や武器を前線に送り込むことになります。この際、大量の物資を短期間のうちに現場に送り込まなければなりません。そうすると、従来の細い道路(血管)では、十分に武器や軍隊を送ることができないため、どうしても広くて立派な軍用道路が必要になります。広い軍用道路ができることは、からだにとっては血管が広がる現象(充血)に相当します。炎症が起こると赤くなり熱っぽくなるのはこのためです。

林を切り開いたり、山を削って道路を急いでつくるのですから、道路のまわりには工事用の物資が雑然と置かれることになります。これは、からだにとっては、血管の中から液状成分がしみだした「浮腫」という現象にあたります。

また、こうした工事用物資(液状成分)は不要となって道路(血管)の外に出るのではありません。液状成分のなかには生体にとって重要な物質が含まれており、細菌の毒素を薄めたり、細菌がからだの中に入らないようにする大切な働きをしています。

いずれにしても、炎症があるとその場所が腫れあがるのは、この浮腫が原因なのです。

本部(免疫システム)から前線(歯周組織)までの軍用道路(血管が広がった状態)ができ上がると、軍隊が派遣されます。

まず、好中球が猛スピード前線に向かい、その後を大食細胞が追って軍用道路に走っていきます。さらにその後を戦車に乗った主力戦闘部隊は、B細胞と呼ばれるリンパ球で、この中には特殊工作部隊(形質細胞)も含まれていて、ともに、抗体という武器で敵をやっつけます。

B細胞も形質細胞も、大量の武器(抗体)をつくり、これで敵(細胞)と戦います。

戦闘部隊の指揮官は、T細胞と呼ばれるリンパ球です。戦闘状態に入ると、民間の地下組織、つまり民兵(補体)も加わって、敵と戦います。

-歯槽骨と歯肉の破壊-

戦争が長引くと、軍の指揮官であるT細胞が命令をして、付近の民家や畑をこわし、平地にして戦車を並べます。T細胞や大食細胞から放出された物質が、民家や畑にあたる歯槽骨や歯肉結合織を破壊するのです。

このように、生体を守るために自然の環境(健康な歯周組織)を破壊して、戦闘状態に入ったのが歯周病(歯周炎)なのです。

歯周病になると歯ぐきから血が出ます。これは、軍用道路ができて充血状態になり、軽い傷でも簡単に出血してしまうからです。

また、歯ぐきが腫れあがるのは、軍用道路を急いでつくったために道路の周辺に工事用物資が放置されて、浮腫という状態になるからです。

歯の周りからウミが出るのは、パトロールカーに乗って戦った好中球の死骸がたくさんたまっているからです。

歯がグラグラするのは、戦闘状態に入って歯槽骨や歯肉結合織が壊されることによって起こります。

歯ぐきが退縮するのは、敵の攻撃を受けて、住民の周囲を破壊しながら前線が後退しているからです。

戦いの末に、歯が抜け落ちると、歯の周りに付着していた敵(歯周病原菌)がいなくなりますから、腫れや痛みといった炎症症状はおさまります。

歯周病の発生のしくみがおわかりになったでしょうか?

敵はプラークの中に潜んで、着々と戦力を強化し続け、攻撃してくるのです。おそろしいことです。これを防ぐためにも、いつもていねいにブラッシングをして、プラークを取り除いておきましょう。

-歯周病の進行には個人差がある-

むし歯と歯周病という歯科の二大病の中でも、青年期以降にクローズアップされるのが歯周病だということをおわかりいただけたかと思います。

しかし、実のところ、細菌部隊の規模や強さには人によって違いがあり、また、からだを守る防衛軍の戦闘能力にも個人によって差があるのです。

病気の原因は、「外界から作用するもの(外因)と、生体側に関係するもの(内因)があり、両者が複雑に作用しあって発病する」と考えられています。

つまり、外因と内因とのバランスの問題で、生体はヤジロベエのようにうまくバランスを保ち健康な状態を守っているのですが、このバランスが崩れたときに病気が発症することになるのです。

-からだの抵抗力が弱いと・・・-

歯周疾患では、プラーク内にある細菌が外因として、生体の抵抗力が内因として作用します。

したがって、生体の抵抗力が同じであっても、細菌の量が増えればバランスは崩れます。

その一方で、細菌の量が同じでも、からだの抵抗力が低下すると、やはり外因と内因のバランスが崩れて歯周病が発生する(またはなかなか治らない)ということになります。

ある患者さんは、プラークをいっぱい歯にくっつけているのに、歯肉にはほとんど炎症が見られない。また、ほかの患者さんは、よくブラッシングしているのに、炎症症状がなかなか改善しない、ということがしばしば起こります。

前者は、プラーク内の細菌も多いけれど、からだの抵抗力も強いため、歯周病が起きていないと考えられます。

また、後者は、プラークは少ないけれども、からだの抵抗力が弱っているために歯周炎が起き、改善しにくいと考えられるのです。

-歯がグラグラする前に何ができるか?-

外因となる歯周病の細菌については、近年のすぐれた研究によってだんだんと詳しいことが明らかにされてきました。その結果、歯周疾患にかかわるさまざまな細菌検査が歯科の臨床に取り入れられつつあります。

プラーク内の細菌の種類を調べたり、炎症の時期(現在安定しているか、それとも急激に悪化しそうか)などの予測ができるようになってきました。

歯周治療にあたっては、スケーリング(歯の周りについたプラークや歯石を取り除く方法)、ルートプレーニング(歯根についたプラークや汚れを取り除く方法)があります。専門的なプラークコントロールは、歯科医院で受けることができます。プラークコントロールが、歯周病予防や治療においては大変重要です。

比較的軽度の歯周病の治療は、プラークや歯石を取り除いて清潔に保ちます。

また、不適合な入れ歯や冠は調節し、グラグラし始めている歯なら、固定して安静を保ちます。

けれどももっとも大切なことは、正しくていねいなブラッシングです。歯科医師や歯科衛生士からあなたに合ったブラッシングの方法を指導してもらい、また、適切な歯ブラシ・デンタルフロスや歯間ブラシの使用方法を知る必要もあります。

ひどくなる前に、歯科医院で行うプラークコントロールはたいへん効果的です。

歯周ポケットが深くなり、歯槽骨の吸収がひどくなった、程度の進んだ歯周病の場合は、手術で歯の根の部分の汚れや、炎症を起こした部分を取り除くことなどが必要になります。

-全身の健康と歯周病-

まだ、からだの抵抗については、ストレス・ホルモン・全身疾患などと関連があるといわれています。糖尿病などの全身的な病気のある場合には、その治療を徹底的に行うことがいうまでもなく必要です。

全身的な病気との直接的な関係が、近年少しずつ明らかにされてきています。これらの病気があると、かなり重い歯周病の症状を示すことが多いようです。

どうですか?

老後を自分の歯で過ごし、QOLの高い生活を送るには、日ごろからのケアが必要なことがおわかりになったかと思います。


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歯石を取りましょう!

(栃木県日光市の歯科 沼尾デンタルクリニックで実際に行われた治療例です。これらの写真は患者さんご本人の承諾を得て公開させていただいております。もちろん個人を特定できるものは一切掲載しておりません。)

-歯石が付いている歯って見たことがありますか?-

歯周病の原因のひとつに「歯石」があります。

歯石はばい菌の塊です。それが歯についたままにしておくと、そこから出てくる毒で歯肉や歯を支えている骨が炎症を起こしてしまいます。

炎症が起こると、歯肉がやせてきたり、歯を支えている骨が溶けてきたりします。

そうすると歯肉が腫れたり、膿がたまったり、歯がグラグラしてきたり、痛みが出てきたりします。

最終的には歯が抜け落ちてしまうか、抜かないと痛くてしかたない状態になってしまいます。

歯石がついたまま放置しておくと、そのように歯周病が進行してしまうので、歯石はとらなければいけません。

この写真は下あごの前歯の裏側です。歯と歯肉の境目に茶色い歯石が大量についています。

歯肉も暗赤色に変色し、丸くなって腫れています。

しかし、この状態でも本人にはまったく自覚症状がありません。痛くもかゆくもないのです。

相当、歯周病が進行しないと、痛みなどの自覚症状は出てきません。

-歯石を取った直後の写真-

上の写真が歯石を取った直後の状態です。

下の写真が歯石を取る前の状態です。

歯石を取ると、本来の歯の色である白くきれいな状態になっています。

しかし、歯石を取った直後はまだ歯肉が赤く腫れています。

これは、歯石がついていたために、歯肉が炎症を起こしているからです。

歯石を取ると血が出た経験がある方も多いと思いますが、これは歯石を取るときに歯肉を傷つけたり切っているわけではなく、

歯肉に炎症があって腫れているため、とても出血しやすい状態になっているからです。

歯石がついたままだと、この炎症がどんどん進行してしまいます。

でも、歯石を取って、汚れがつかないようにしっかりと歯ブラシができれば

炎症によって赤く腫れあがった歯肉は回復してきます。

-歯石を取って5日後の写真-

上の写真が歯石を除去したあと5日後の写真です。

下の写真が歯石除去をした直後の写真です。

赤く腫れあがっていた歯肉が、5日間でかなり正常な状態に回復しているのがわかると思います。

歯石を取っただけでこれだけ短期間に歯肉は回復してきます。

逆に言えば、歯石がどれだけ歯肉に悪影響を与えているかよくわかると思います。

そのために歯石は早急に取らないといけません。

いつまでもついたままにしておくと、どんどん歯周病が重症になっていき、このように回復しないほど病気が進行してしまうからです。

-歯石を取って回復していく歯肉-

歯石がついている写真

歯石除去直後

歯石除去2週間

上から初期の歯周病の術前・術直後・術後2週間と経過をした連続写真です。

治療後(歯石を取った後)2週間でこのように回復してきます。

治療をしなければ口の中が一番上の状態で、ずっとそのままになってしまいます。

歯石がついている茶色の部分は、歯周病のばい菌の塊です。

歯石を取らないでおいておくことは、口の中にばい菌の温床を残しておくことです。

そうなるとどんどんばい菌が繁殖してきます。

ばい菌の増殖は、口臭の原因にもなります。

歯石をついたまま放置しておくのなら、このようにきれいに掃除して、健康な歯肉を手に入れてみませんか?

(治療過程の写真をweb上でこのような形で匿名で使用することは、患者さんご本人の承諾を得て使用させていただいております。この場をお借りしてご本人へ改めて御礼を申し上げます。)


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初期の歯肉癌

記事にあった内容を紹介します。(記事は下記参照)

6月下旬ごろから歯磨き時に出血が続いていたそうです。
早期に発見できてよかったです。
初期の歯肉癌で3日に手術をしたそうですが、これで根治するといいです。

でも、歯磨きで出血が続く方ってかなーり多いんじゃないんでしょうか?
「歯肉からの出血=歯周病」
と思われる方が多いと思います。
確かに歯肉の出血は歯周病であることがほとんどですが、時々このように歯肉癌のように違う病気であることがあります。そのほかにも歯肉から出血する病気は歯周病以外にもいろいろあります。
歯肉から血が出ることはよく耳にする話だと思いますので、それほど悪いようなイメージは少ないと思いますが、やっぱり持続的に体から血が出ているということは尋常なことではないのです。

たかが出血、されど出血です。あまり放置しないほうがいいと思います。

石川嘉延・静岡県知事は1日、記者会見し、初期の歯肉がんが発見されたことを明らかにした。3日に静岡県立静岡がんセンターで手術し、公務を1カ月程度休む。その間、川口正俊副知事が職務代理者に就く。
石川知事によれば、6月下旬ごろから歯磨き時に出血が続き、8月に2病院で診断を受けて分かったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070901-00000070-mai-pol

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